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2017年10月30日 (月)

歩みを止めず

22日、衆院選の投開票が行われ、私は、この奈良1区において
88,082票(得票率39.7%)を頂いたものの、2476票差の次点に終
わり、議席を失う結果となりました。

ご支援頂いた皆様のご期待に沿えず、5期14年間託して頂いた議
席を失ったことは痛恨の極みであり、大変申し訳なく思っていま
す。

◆全ての責任は私にある
今回の総選挙では、公示直前になって民進党が希望の党に合流す
ることを決定し、それによって有権者の皆様に大変な混乱と疑問
を生じさせてしまいました。

私自身、1999年に民主党の公認を得て以来18年間、一貫して民主
党・民進党で政治活動を行って来ました。それゆえ、この決定に
は正直なところ複雑な思いもありました。

しかし、自民党と対峙し、政権交代を可能とするには、「穏健保
守」の大義を掲げる大きなプラットフォームを作ることが必要で
あることを、私を含め、民進党全議員で確認して決め、それを受
けて希望の党の公認を受けました。

多くの方から希望の党から出たからだ、無所属だったら、と言わ
れました。

希望の党の公認は、組織決定を受けたという上意下達ではなく、
全議員が両院議員総会で全会一致、つまり全議員一人ひとりの意
思に基づいて決定したことです。

無所属や新党模索(その後の立憲民主党)の方々は、それぞれの事
情の中でそうせざるを得ない理由があっただけで、最初から3つ
の選択肢があったわけではありません。

自らも両院総会に出席し、自らも決めたことを軽々に覆すべきでは
ありません。
提起した前原代表も民主的な方法で私たちが選んだ代表であり、全
員が代表の方針を是としたのです。

ならば、答えは一つ。
希望の党の公認、以外にありませんでした。

私は、これを、政治的・政党人としてのしがらみとは思いません。
むしろ、成熟した社会人としての民主的な当たり前の行動だと思っ
ています。

皆で決め、自らも決めたのです。
だから、悔いはありません。
自身の力不足なのです。

選挙期間中には、今までの信念や主張を変えたのではないかという
声も頂きました。

しかし、政策面では、私は現行憲法に関しては、不磨の大典ではな
く、平和の理念を堅持しつつ、国民的な議論を通じて未来志向の憲
法を創っていくべきという立場をこれまで一貫して取り続けてきま
した。

また、消費税引き上げ反対、将来的な原発ゼロという主要な政策に
おいても、従来からの私の主張と一致しています。安保法制につい
ても、違憲の疑いが拭えない以上、現行憲法に則って適切に運用す
るためには見直しが必要という考えは変わっていません。

そして私は今回の選挙においても今まで通り、家族のくらしを守る
政治を実現するため、しがらみを断ち切ることを訴え、これまで通
り、政治家としての自らの信念を貫いて参りました。

ただ、時間的制約がある中で、これらの点に関し、有権者の皆様に
十分に声を届けることができなかったことは事実です。

さらに、新しく奈良1区となった生駒市においては、多くの皆様に
私の政治家としての姿勢や考えを十分お伝えできませんでした。結
果、奈良市での得票は986票上回ったものの、生駒市で3462票の後
れを取り、総計では2476票及ばず、惜敗率は約97.3%となりました
が、当選を果たすことができませんでした。

これは自らの不徳の致すところであり、全ての責任は私にあります。

◆歩みを止めず
私の18年に及ぶ政治家としての活動は、今回、議席を失ったことで
一つの区切りを迎えました。議席を失うという結果を受け、自らが
真に国政に必要とされているのかを改めて自問して参ります。

しかし、歩みそのものを止める訳にはいきません。

今後は、政治、経済、社会、国民の思い、そして自身を見つめ直し、
自分に何ができるのか、何が求められているのか、何をなすべきな
のか、を熟慮し、行動して参りたいと思います。

また、改めて皆様に「今後」について、ご報告させて頂きたいと考
えております。   

馬淵澄夫 拝

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コメント

開票結果を確認しました。
かつての選挙区だった奈良市では馬淵氏は勝っていましたが新しく選挙区に加わった生駒市で負けていました。
つまり、区割りの変更がなければ勝っていたわけです。
なので、これからの情勢によれば十分に勝てると思います。
これからも頑張ってください。
I'll be back!
そして、I'm back!と叫んでください。

投稿: はてな | 2017年12月 6日 (水) 23時17分

民主党時代にお世話になりました、元衆議院議員水野智彦です。
今回の先生のブログ見て感動しました。
今回私も希望の党で千葉13区から立候補し落選いたしましたが先生の清さに
涙いたしました。
選挙後民主党時代の知り合いの先生方が希望の党にまた小池都知事に対して怨み辛み発言があまりに醜く人として如何なものかと考えさせられていました。
議員として一度決めた道を後から人のせいにして自己保身するなんて子供以下でしかない、全ては自己責任です。ましてや比例復活させていただいた党に対してあまりにも失礼です、そんな事でウダウダ言うのであれば落ちた私たちはより惨めになります。先生の清さは素晴らしいと思いますし先生のような方が次回勝ち上がってこの国の中心になって活躍いただきたいと心底思い励ましにはならないかもしれませんがメールさせていただきました、是非今一度国政に・・忍耐の時です。

投稿: 水野智彦 | 2017年10月31日 (火) 14時20分

お疲れ様でした。
今回の結果大変残念に思っています。

馬渕さんは日本の政治に必要な方です。復活お待ちしています。

講演会等の予定が決まりましたら教えて下さい。楽しみにしてます。

投稿: 杉原 正則 | 2017年10月31日 (火) 11時33分

馬淵さんの信念や主張に共感しています!
馬淵さんは今の日本にとって必要な人です!
今回の結果で馬淵さん自身、国政に直接声を届けることが出来なくなり悔しいと思いますが民主主義である以上、選挙結果は絶対であり覆せません。
しかし私の様に全国には馬淵澄夫の信念や主張を理解している人は多くいます!
次の第一歩!期待して待っています!

投稿: Nobu | 2017年10月30日 (月) 20時08分

成熟した社会人なら、御自分がかつて奈良市長選挙に擁立した仲川げんさんを見捨てないのではないですか。

山下真を擁立して仲川さんの再選を潰しにいった行為は成熟した社会人のすることといえるのですか、馬淵先生!

投稿: Mugu | 2017年10月30日 (月) 19時37分

何を言ってもいいわけです。前原代表が……と言っていますが、途中経過を見て、これはおかしいとは思わなかったのですか。いわゆる踏み絵も全会一致で承認されたというのですか。そんな言い訳では、魂を売ったと言われてもしょうがないでしょう。

投稿: シュークリーム | 2017年10月30日 (月) 19時00分

立民 希望 維新 自由
自民に行った人や
貴方のような落選者を含めて今の含めて民主党の人は散り散りになっています
私は彼らが再び一つになり二大政党になることを本当に望んでいます、前は失敗したが今度は喧嘩別れせずに頑張って欲しい
小選挙区制度の日本は二大政党でなければ政権を支持しない人達の民意は反映されない
選挙はいつも野党票が与党票より多いのに少数野党が多いため安倍一強になる
なんとか野党結集二大政党を宜しくお願いします

投稿: 浅田 | 2017年10月30日 (月) 17時25分

お疲れ様でした。
いろいろな意見がある中で 葛藤もあったかと思います。
私は自営業をしております。
小さな店ですが 毎日お客様が来てくださいます。信頼関係が私の中で基盤だと感じ営業しております。

私自身は馬淵さんに、それを感じており 微力ながら 陰から応援しております。


組織や数も大切ですが、馬淵さんは奈良代表なので 奈良を盛り上げて頂きたいです。
それは個人でも 影響力があれば叶うはずです。
又、影響力のある方と信じております。

今後の活動も 期待しております!

投稿: だいすけ | 2017年10月30日 (月) 16時02分

清廉な志を拝聴させて頂きました。

《終わりというものは無く、ただ始まりがあるのみ》

馬淵さんの「今後」の始まりを蔭ながら応援しております。

投稿: 島田 | 2017年10月30日 (月) 15時23分

 馬渕さん、「歩みを止めず」…読ませてもらいました。そして、貴方の思想にとても共感を覚えました。先日行われた希望の党の両議院総会での、あの情けない数々の声に比べて、とても筋が通った考え方だと思いました。今は、苦難の時ではありますが、今後とも信念を貫き通してください。最後に、私の好きな言葉を贈ります。「すべてに感謝する つらいときも 苦しいときも これが自分を大きくさせる試練と思えば これほど強い心の ささえはありません」須永博士

投稿: あきら | 2017年10月30日 (月) 15時17分

立派な対応です 今後も頑張ってください

以前から注目しておりました

投稿: azumaonnna | 2017年10月30日 (月) 15時05分

今回奈良一区となった生駒市の有権者です。
ご自身で指摘されているように、生駒市で暮らしていて、生駒駅を毎日利用していましたが、馬淵氏の選挙運動を見かける機会が異様に少なかったです。他の候補者の方は仕事の行き帰りの時間帯に複数回演説を見かけ、その時にチラシなどでも政策を知ることができました。一方、馬淵氏の演説に出くわすことはなく、最後まで「何を思って希望の党から出馬したのか」や、「主要政策に関する考え」などをご本人の口から直接聞くことはできませんでした。もちろん、時間帯の問題もあるとは思いますが、選挙期間中毎日生駒駅を利用していて、全く目にしなかったという事実からも選挙運動の場所と時間帯の偏りがあり、完全にすれ違い続けた有権者はかなりいたはずです。少なくとも私自身は、馬淵氏が新たに奈良一区となった生駒市を軽視しているように感じました。

投稿: Ben | 2017年10月30日 (月) 14時58分

馬渕さんが落選されたこと、本当に残念です。悔しい気持ちでいっぱいです。どうか今後ともお身体に気をつけられて捲土重来を期されるよう、お願いします。遠く栃木の空より、馬渕さんの力強い復活を心待に
しています。

投稿: ひろし いながわ | 2017年10月30日 (月) 14時11分

馬淵さん・・・・おつかれさんでした~!潔く人のせいにしないで不徳の致すところ・・・と・・・
益々応援します~!
生駒市の自民票が(高市さん)が流れた中で善戦されたと思います・・・次に向けて体力温存されいっそうのご支持いたします!

投稿: 巳波一禧 | 2017年10月30日 (月) 13時23分

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