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2012年12月

2012年12月31日 (月)

一年間の感謝を

 もう間もなく平成24年を終えることになる。
この一年間お世話になった皆様方に心から、御礼申し上げます。
ありがとうございました。
 この一年間は、まさに怒涛の乱世。
社保税の一体改革素案取りまとめを終えて、年度末には法案事
前審査で与党内分裂の兆しの中、6月には法案採決、そして与
党の分裂。さらには代表選そしてマニフェストづくりと解散総
選挙、最後のおまけに自らは2度目の挑戦となる代表選出馬と
一年前には想像もできなかった状況だった。
 そして、政権転落。
じっくりと腰を据えて取り組めと言う神の啓示をいただいた、
と思っている。
多くの仲間との楽しくまた厳しい局面など、数々の思い出と経
験を得ることができたが、少しほろ苦い年末となったことは否
めない。
また、新年、飛躍を期して精進してまいります。
今年一年間、ありがとうございました。
皆様方、良いお年を!

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年の瀬を使って考える

 特別国会を終え、奈良・国会事務所の仕事納めとなり地元に
戻る。
静かにゆっくり年の瀬を迎える、とはならないがそれでもホッ
とする瞬間でもある。
長女や三女も東京から帰省してきて賑やかさを取り戻した我が
家だが、年末の片付けも買出しも一切できていない状態。
ま、選挙後の正月なので仕方ないかと、あきらめる。
 少し時間を作って、「党再生計画」の原案を考えなければな
らない。もちろん、これから作業チームも構成しながらのこと
だが、まさにタタキのタタキが必要だ。
「参院選勝利」に向けた計画であることは間違いないが、ここ
でも少し冷静に「参院選勝利」とは何か?を考えるべきだ。
改選期を迎える46名の参議院議員は離党した面々加えて、「消
えた年金問題」で60議席の大勝を果たした07年参院選の結果で
ある。先の総選挙で2000万の比例票が第三局に流れたこの流れ
を変えるのは並大抵のことではない。気合や感情だけで「勝利」
を叫んでいても現実のものとはならない。相当に冷静な分析と
判断が必要だろう。
 そのためには「勝利」の定義が求められる。メディアが取り
上げたがる単なる「勝敗ライン」などの議席の数字ではなく、
比例・選挙区の詳細な票の出方、支援・支持者の枠組み、世の
中のイシューの行方、など細かな分析を持ってあたらなければ
大きく誤りかねない。再度強調するが、メディアなどがの言う
「責任を明らかにするための結果の数字」ではないはずだ。
ことのほか「政局報道」が優先するメディア故に仕方ないこと
かもしれないし、対外的発信に戦略的取り組みの詳細まで付加
する必要はないかもしれないが、ここは、考えどころだと思う。
 時間的余裕があるわけではないが、少し冷静に考えてみたい。

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2012年12月28日 (金)

幹事長代理として再生を誓う

 代表選の翌日、特別国会の召集。
新たに安倍政権がスタートを切った。
そして、民主党は政権を失い野党となった。
本会議場で議席を配置されると、あらためて実感を持つ。
57議席野党の再起は並大抵ではないことを肝に銘じる。
海江田新体制で、細野幹事長から幹事長代理を拝命した。
政調で細野政調会長の下、政調会長代理としてマニフェストづ
くりに取り組んだのがこの2カ月だったが、今度は党再生への
具体的な実務を行うことになる。
党再生本部の事務総長として重い責任を負う。
来夏の参院選に向けた、党の再生と復活をかけた取り組みこそ
民主党の存亡を握る。
これも全身全霊で取り組む決意だ。
本日、特別国会は閉会した。
通常国会召集は来年の1月28日になるようだ。約1か月の閉会期
間となるが、党再生に向けたあらゆることを整理し準備する極
めて重要な時間となる。
新年の7日より党本部の仕事がスタート。馬淵事務所は4日から
始業だ。新体制を組んで、党、事務所と共に再生と復活を図る。

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年末の代表選挙を終えて

 総選挙の大敗を受けて、野田代表辞任に伴う代表選挙が25日
に行われた。
 多くの仲間を救うことのできなかった自らの力不足を恥じ入
るとともに反省しなければならないと、ここは静観のつもりだっ
た。しかし、海江田氏の立候補表明があり、俄然周囲からの声
が高まり、出馬せよ!との強い声をいただくに至って、「覚悟
と決意」は持っていると述べてきた自分としては、逃げるわけ
にはいかない。急きょ立候補を決断、表明し代表選挙に臨んだ。
短い選挙期間ではあったが、全力を尽くした。
結果は、90票対54票。敗戦だ。
正直、総選挙の疲れも取れぬ中、更に代表選挙で心身ともにボ
ロボロだ。
しかし選択肢を示すという、一定の役割を果たせたかとは思う。
「負け戦」覚悟で臨んだとしても、負けはつらく、悔しいもの
である。しばらくは、英気を養っていきたい思いだ。
代表選挙の演説全文を下記に示す。
長文だが、お許しいただきたい。
「代表選挙演説」
衆議院議員の馬淵澄夫です。
敗戦の焼け野原に呆然と立ちつくす。
そのような感慨で、私は総選挙の結果を受け止めました。
本当に厳しい国民の審判でした。
しかし立ち止まる訳には参りません。歩みを始めなければなり
ません。
敗戦から立ち直り、失った信頼を取り戻すのに必要なのは、整っ
た環境下での運営力や構想力ではありません。
求められるのは、どんな逆境でもひるまずに、打ちのめされて
も、叩きのめされても、何度でも這い上がり、立ち上がり、鬼
神のように立ち向かう突破力です。
 そして、私は、その覚悟と決意をもって臨みます。
 この党の復活に向けて、総力を結集して再スタートし、再び
この国に、人の温かさを大切にする政治を実現していきたい。
そのことに私は全力を注いでまいります。
 私たちは、結党以来、既得権益打破の改革を実行するために
消費者・生活者・納税者、働くものの立場から、地道に政策を
訴えて参りました。
共に生き、お互いが支えあい、透明で公平で公正なルールの下
に正義が貫かれている社会。
チルドレンファーストで、さらに高齢者や子どもを産み育てる
世代を全体で支える社会。
元気な若者を育み、今を生きる大人が責任を持って未来を切り
開く社会。
これこそが私たち民主党が目指してきたあるべき姿だと、いま
も確信しています。
人を大切にし、国民の暮らしを守り、国民の命を守る。
その想いが多くの皆さんに届き、2009年8月、民主党政権
が実現いたしました。
 しかし3年2カ月余の政権運営には未熟さ稚拙さもありまし
た。結果、厳しい審判が下されました。私たちの心の中に傲慢
さがなかったか、私たち自身が深く反省しなければなりません。
その上で、失った信頼を回復し、議席を失った有為な人材の復
帰を願い、原点に立ち返って一致結束して党の復活を図らねば
なりません。私は、多くの落選した仲間のもとにこの選挙でも
応援に入りました。その同志の無念さが、選挙区で闘う姿を思
い出すたびに、痛いほどに胸に突き刺さってまいります。だか
らこそ、私たちは政権を経験した国民政党として、再び立ち上
がらなければなりません。
まさに党を改める「改党」的出直しが求められています。そし
て私にはそのことを実行する、覚悟と決意があります。
 国会議員の皆さん、そしてそれを見守っておられる先の衆院
選候補者、地方議員、党員・サポーター、そして国民の皆さん
に対して私は「党復活三カ年計画」をご提示し、ともに実行し
てまいりたいと願っています。
 先の衆院選は、自公が勝利したのではありません。民主の一
方的な敗北です。総選挙における比例区の得票数は自公ともに、
2005年から連続して減らしています。一方、今回の民主へ
の比例票は962万8千票、2009年に変革を期待した民主
比例票2000万票は、第三極へと流れました。さらに小選挙
区での政権与党へのペナルティが加わり、大敗となりました。
これを教訓として、今一度、党の原点を再確認し、党の理念、
基本政策を強固に共有することが必須です。
 こうした認識から、まず「党復活三カ年計画」の目標を申し
上げます。
衆院で絶対多数を与党が握った以上、最長で任期満了まで政権
に復帰する可能性が低いことを覚悟すべきです。また、ねじれ
回避を狙った2016年の衆参ダブル選挙の可能性も想定する
必要があります。
よって、最長で、2016年に予想される衆・参の両選挙で勝
利し、政権を奪還することを、党復活の最大の目標とします。
その実現のための「党復活三カ年計画」は、三つの期間を考え
ます。
 第一期は、来年の参院選に向けて、全党一丸、覚悟と決意を
もって党勢を立て直す期間です。
 第一に、有権者の期待に応えられなかった点を謙虚に認め、
三年二か月余の政権運営の「失敗」を徹底的に検証します。そ
の際、外部有識者から厳しい指摘をいただきながら、党のイメー
ジ回復と復活に向け、覚悟と決意と行動力・突破力で取組みを
推進します。
 第二に、綱領、基本理念は、開かれたプロセスで熟議を重ね、
1月の党大会に素案を提示し、全党的議論を重ねて、参院選ま
でに結論を得ます。「綱領なき政党」という言われなき批判を
完全に断ち切ります。
 第三は、党組織を機能的に刷新し、国会議員を総動員した全
党一致の人材配置を行います。特に政策広報やマスコミ、イン
ターネットを含む総合的コミュニケーション戦略を実践します。
 第四に、国民の声なき声を代弁する「創造的野党」として国
会に臨みます。法案賛否については是々非々対応し、政府与党
に堂々と論戦を挑みます。また、衆参両院議員の密接な連携を
通じて、党の一体性を維持します。
特に選挙を控えた参議院は主戦場として、与党の暴走と不作為
を厳しくチェックし、改革に必要な判断・対案を提示します。
また、ねじれ解消等の、具体的な制度改革を提起してまいりま
す。
 第五に、参院選マニフェストは、次期総選挙マニフェストの
骨格案と位置付け、「コンクリートから人へ」「居場所と出番
のある社会」「行き過ぎた自己責任を是正する社会的な仕組み
作り」など、理念に基づいた政策を進化させます。またSNS
やツイッターなどの情報通信技術による世論形成に努めます。
 続く第二期では、2015年統一地方選の勝利に向けて、与
党と対峙し、国民的議論をリードします。
 国会では、「創造的野党」としての活動と同時に、政権復帰
に備えて、古い国会運営を見直し「機能する政治」を実現させ
る姿をアピールします。
 また、国民参加型の政策策定を進めます。参院選マニフェス
トをたたき台とし、国民参加による開かれた議論を深化させな
がら、国民的論議をリードし、幅広く声を吸い上げます。国論
を二分するような課題や、統治機構改革など長期的な構想の課
題は、問題の本質をわかりやすく示し、理解と共感を得ること
に注力します。
こうして地方意見の集約と反映、現場での運動実践により、政
権復帰の前哨戦たる2015年統一地方選での勝利につなげて
まいります。
 そして最終フェーズの第三期は、2015から2016年
の参院選、衆院選の最終決戦に向けた期間です。
 まず、野党との連携も重要だという意識をあらゆる組織・団
体と共有して選挙に向けた具体的な活動を行い、支援獲得を図
ります。
 次期総選挙マニフェストでは、与党の実績を厳しく総括し、
本格的な対案を提示します。政策インデックスは、与党が顧み
ない小さな声をすくいあげるツールとして復活させます。
 また「政治主導の実現」に対する反省と教訓をふまえた政権
運営プランを提示し、先の政権運営の失敗を克服し、官僚機構
を使いこなす地に足着いた力をアピールします。
 そして、衆院解散の時期をにらんで、優れた候補者の擁立を
進めます。
 他の野党との選挙協力は、政権奪還の方向性が一致する限り
において積極的に行います。
以上の「党復活三カ年計画」を私は実行してまいります。
 党復活に向けて、皆さんにお願いを申しあげます。
「民主党は一度死んだ。しかしその魂は失われず、生まれ変わ
り、復活を果たした。そして政権奪回に向けた再挑戦の資格を
得た」と、国民の皆さんに認めて頂かなければなりません。
私たちは、政治の停滞と決別し、政権選択の選択肢を堂々と示
す「創造的野党」にならねばなりません。そして「明日の与党」
となることで、今と未来への責任を果たさなければなりません。
真に日本と国民のためになる政治を実現しなければなりません。
国民の「希望」を取り戻すのです。
 どんなことがあっても、あきらめずに前に進むのが、代表の
使命です。そして、全党一丸となった努力によってそれは可能
になります。
 私、馬淵澄夫はその先頭に立たせて頂く覚悟と決意がありま
す。
どうか皆様、私、馬淵澄夫にお力を頂きますようよろしくお願
い致します。
以上
 10分間の演説だったのだが、万感を込めた。またしても、悔
しい想いをした。
しかし、馬淵澄夫の挑戦は、まだまだ終わらない。

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2012年12月23日 (日)

四期目当選後の試練

 四期目の小選挙区勝利を喜ぶのもつかの間、26日からの特別
国会に向けて党再生を果たすべく、党首選びが始まった。
なんせ、衆院の勢力は57名。そのうち小選挙区当選者はわずか27
名。参院は88名で全議員の6割を占める。自ずと参院の発言権
は強まることになる。新代表の選出も、参院の意向が前面に出
てくることになるだろうが、まず必要なことは党再生のための
真摯な総括、原因分析と次期衆院選までのスパンでの再生プロ
グラムだと思う。まさに、有事。解党的出直しどころか解党の
危機にあると言ってもよい。昨日の両院議員・衆院選候補者・
全国幹事長懇談会でも、再度民主党で挑戦しようとするものが
どんどんいなくなってしまう危機が目の前にある、との意見も
あった。その通りだろう。「負けて悔しくて、また、何とかし
て勝ってやる」の単純な感情論では再生はない。
 ここまでの民主党政権について、国民から完全に否定された
ことを肝に銘じなければならない。
四期目の任期を奈良1区から預からせていただいたことの、大
きさを噛み締めながらも、政治全体の改革を実現するには我々
の再生を果たさなければならないことも痛感する。
あまりの激しい選挙故に、選挙後の虚脱感は否めないが、そん
なことを言ってられない状況だ。
出来得る限りのことをやっていかなければならない。

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