« 2012年6月 | トップページ | 2012年9月 »

2012年8月

2012年8月 8日 (水)

「近い将来、信問う」約束

 正午までに解散の確約がなければ、内閣不信任案提出も辞さ
ず。
無理からぬ話だ。
相手は野党である。
解散を求めてきたのは今に始まったことではない。

確かに、総理は政治生命を賭けて消費増税法案を通そうと野党
との三党合意まで取り付け、かつ与党を分断させた。その決意
は、確たるものだったと言える。
しかし、消費増税法案成立後は再び野党は対決姿勢に転じるの
は自明のはずだった。参院採決のギリギリの局面で、こうした
攻めに転じようとするのも野党内の事情があるからだろう。

 野党の対応も一見、戦略的でないように見える。
本来なら「解散との引き換え」は衆院採決前にはもっと詰めて
おくべき事柄のはずであり三党合意までしたのに何故?、と映
るかもしれないが、実はあの局面は民主党の分断が狙いだった
とすればそれはそれで戦略通りに事が運んだということだろう。

そして、参院で「ちゃぶ台返し」の姿を見せて(まさに今ちゃ
ぶ台の端をもって少し宙に浮かせた状態かもしれない)、解散
を迫るということだと解せば、極めて戦略的だとも言える。

 ただ、ハッキリと言えることは、こうした行動はすべて国民
不在の権力闘争としか映らないということである。
誤解を恐れずに言えば、政治において権力闘争そのものを否定
はしない。むしろ、与野党の対立というものは常に権力闘争を
内在しているという一点を忘れてはならないということを、与
党の立場として肝に銘じるべきだ。

そして残念に思うのはこうした野党の行動を見ながら、一方の
官邸は戦略的な行動のように見えないということ。
これも、与党議員全員が請け負わなければならない組織として
の責任だと、思っている。

午前中の国対委員長会談は、「近い将来、信問う」で持ち帰り
となったようだ。(「近い将来、信問う」=民主が自公に妥協
案提示時事通信 8月8日(水)9時42分配信)
冗談のように、三党で「近い将来、新党」ではないよな。

解散も含めて、6月からその可能性を見据えて行動をしてきた
し、今更という感じだ。
淡々と、状況を見据えこれからの行動をとる。

| | コメント (33) | トラックバック (0)

2012年8月 5日 (日)

広島の夜に想う

 広島入り。
毎年訪れる広島であるが、何とも言い難いもやもやした感情を
抱きながら平和公園を歩いた。

夜9時時点の気温と蒸し暑さは奈良と変わらないかもしれない
が、吹き抜ける浜風は何とも心地よい。
少しホッとしつつ、夜間も続くであろう平和コンサートの胡弓
の音に足を止め、橋の欄干に身を任せながら耳を傾ける。

 昨年は、福島第一原発事故を踏まえながらの平和祈念式典に
緊張感を持って参加したものだが、今年はさらに重い気持ちで
参加しているのがあらためてわかる。

より担わなければならない責任を感じながら、自らの無力感と、
加えて、去って行ってしまった仲間たちの心情に想いを馳せる。

本当に、このままでいいのか。

このような状況を、どう国民の皆さんに理解を求めるのか?
深い反省と自らへの問いかけが求められている。

今、自分のできることを最大限仲間のために尽くそうと、全国
を回りかつ自らもしっかりと地元の皆様に伝えようと試みてい
る。
もちろん、それも試行錯誤だ。
迷いながら、つまずきながら、そして転びながらも取り組んで
いる。

昨日は、神奈川だった。
頑張っている仲間と共に、少しでも期待に応えるために歩を進
めたい。

明日、平和祈念式典で改めて、自らに問うてみようと思う。

| | コメント (8) | トラックバック (0)

« 2012年6月 | トップページ | 2012年9月 »