« 2010年10月 | トップページ | 2010年12月 »

2010年11月

2010年11月 3日 (水)

大臣になって最も変ったこと

 大臣になって最も変ったことは?
という質問をよく受ける。

うーん、これが、一番多いかな。

そんな時、わかりやすさという意味で、警護対象者となったこ
とによる身辺警護の厳重さというのをよく話す。

 それと、次に副大臣を経験していたけど直接かかわることの
なかった閣僚としての職務の量と質について話す。

閣議をはじめとして、様々なレベルの閣僚会議は相当に頻繁に
行われている。おそらく政治主導という意味では、この部分に
拠るところが一番大きいのではないかというぐらい密度濃く、
ある。

 しかしあまり一般的ではないかもしれないが、行政実務を執
行する側として最も大きく変ったと感じる部分が、実は全然違
うところにある。

それは、職務遂行のためのスタッフの充実度。

 副大臣の時にも秘書官が就き、各局への指示系統もキチンと
できてはいたが、大臣のそれは格段の違い。

実際仕事をする上で、コレが一番大きく影響する。

副大臣時代、大臣に進言して政務三役のシンクタンク機能とし
て昨年10月に政策審議室を設けていただいた。
政治主導法案可決を待っていては遅すぎると思い、法改正を行
わずに訓令室として設けた。
政治主導のマネジメントツールとして、必須のものだった。

一年間、運用面でいろいろ学ぶこともあり、あらためて大臣と
して一層の機能強化を図った。

 局を動かしていく中で、大臣室との関係性も十分配慮しなが
ら会社で言うところの経営企画室の役割を果たしてもらうべく
日々試行錯誤を繰り返しながら課題の解決に努力してもらって
いる。

なんせ、「人の集まり」が組織であるゆえ常に難しさは付きま
とうものだが、大臣周りのスタッフ充実と政務三役の一体化が
全ての鍵。

民間時代の感覚で言えば、一ヶ月で新たな経営体制の強化を図
り、三ヶ月でその運用も含めて強固なものとし自らの手足のご
とく自在に動かすことができるか、がポイントだ。

一年間苦楽を共にした仲間とさらに自らがアサインした大臣室
のメンバーの結束は固い。そして、機能強化した政策審議室の
メンバー、通称、中廊下(なかろうか)と呼ばれる幹部の皆々
と、いよいよ大改革を始める。

| | コメント (135) | トラックバック (0)

2010年11月 2日 (火)

徐々に大玉へ

 補正予算の衆参本会議での財政演説を終えて、明後日から補
正予算審議が始まる。

先日、大臣所信への一般質疑も終わり「土砂法」の経読みがあ
った。国交委も法案審議が始まる。

補正予算審議、23年度予算編成作業、法案審議、さらに所信
で述べた施策の実現のための様々な機関が動き出す。
マルチタスクの高速並行処理が求められて、脳みそがオーバー
ヒートしそう。水冷ならぬ酒冷で何とかしのごうとしているが、
かえって熱くなるか...。

 北方領土にロシアのメドヴェージェフ大統領が訪問したこと
を受け、北方対策担当大臣として「極めて遺憾」の意を表明し、
末松副大臣には早急な根室入りをお願いした。

内政問題に併せて外交問題も時として抱えながら、施策の実施
並びに政権運営がスムースに行われるよう、われわれ閣僚は日
々腐心していかなければならない。

11月に入り、いよいよ政策的「大玉(おおだま)」に手を付
けていくことになる。
アクセルの踏み込みが深くなっていく、の感。

| | コメント (5) | トラックバック (0)

« 2010年10月 | トップページ | 2010年12月 »