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2008年3月

2008年3月28日 (金)

スペシャル

 いやぁ、参ったなぁ...。

某メルマガは、目の前で「どうすんだ!?」と迫られてる気分
になる(本気の顔が浮かぶよ...)。

しかし、本物のヒロコスペシャルはきついぞ。かけられたこと
あるか?。ほとんど秒殺だぞ。
などと一人突っ込みしてる場合でもないな。

うーん、と腕組みしながらうなってる僕。

案の定、朝からのメールやファックスは福田総理の提案に対し
て民主党も明確な対応をすべきというもの。
個々の提案内容に対しての是非というよりも、総理が「背水の
陣」内閣の代表として発したメッセージに対して「政権交代」
を訴える党の代表としてのメッセージを求められているのだと
感じる。

今朝のテレビでの自・民各党の言い分というのはまぁ、はっき
り言ってどちらがどうとは言えないと思う。国民には「?」て
なところか。自民党は民主党を批判するし、民主党は自民党を
批判する。中身についてはなかなか短時間でテレビの番組では
伝わらない。

伝わるのは唯一、一方の「トップ」が「譲歩」に見える「提案」
を行ったという点だ。
これに、どうリアクションするかの一点にかかってる。

スルーでいくのか、それとも正面から受けて立つとの姿勢で会
談に臨むか、あるいは提案に対する新たな案を出すのか。

相手の術中に嵌(はま)ってはならないとの戦いの原則は理解
するが、少なくとも相手から繰り出された一手は世論という大
きな力を引き寄せようとする手だけに、覚悟が問われる。

そして、僕は質疑の直前ながらも相変わらず、ウーンとうなっ
てしまっているのであった。

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2008年3月27日 (木)

一見丸呑み?

 午後4時、福田総理の緊急記者会見。
直前に、自民党議員から「暫定税率25円を10円で折り合い
つけるって本当!?」と電話がかかってきたが「それは、ない
でしょ。突っ込むと思うよ。」と返事。あー、ビックリした。

さぁ、総理がどのようなコメントを出すか。
事務所のテレビの前に秘書たちと座って、食い入るように画面
を見る。
「来年度からの道路特定財源の一般財源化」、「暫定税率の環
境問題への取り組みなどを踏まえての検討」、「中期計画を5
年として新たに策定」が主な柱。

「福田さん、そうとうキテますね。」とタケ。
総理、ここんとこ、カッカしてたもんな。

来年度からの特定財源の一般財源化という、ある意味「丸呑み」
に近い総理の言葉は、月末を迎えて仮に暫定税率撤廃となって
も4月末に再議決を計る上での大義名分とするものだろう。

予想してはいたが、一般財源化まで譲歩をしてきたか。

もちろん、来年度以降の一般財源化については現時点で何の確
約もないものだしどのような条件が付されるかもわからない。
一見大きな譲歩に見えるが、安易に乗れる話ではないかもしれ
ない。

かつて社会党の委員長を総理に就けた自民党だけに、何でもやっ
てくるし、丸呑みをする自民党というのはある程度予測できて
いただけに、ここからの民主党の対応が焦点になる。

おそらく、今年度で暫定税率撤廃を掲げているだけに「論外」
だろうし、来年度からの一般財源化も「先送り」だとして一顧
だにせず、という対応だとは思うが気をつけなければ国民の理
解を十分に得ることができなくなる可能性がある。

やはり、ここは国民への小沢代表からのわかりやすいメッセー
ジの発信を行うしかない。
総理提案に対して、なぜ受けられないのか(まだ、受けないと
決まったわけではないけど...)、譲歩のように見えるがそ
うではない、などの説明を必要とする。

あと4日とわずかの勝負となる。

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2008年3月26日 (水)

年度末に向かう小沢戦略

 日銀総裁人事に続いて、暫定税率が年度末でタイムアウトと
なりそうだ。その他の「日切れ」ものもあり「ねじれ国会」を
フルに活用した小沢戦略も正念場を迎えることになる。

福田総理も、会見では焦りを隠せない。
指導力のなさを露呈するという意味では、いっそうの内閣支持
率低下も免れないだろう。
一方、小沢戦略は与党を窮地に追い込むという一点では見事に
的を射ているが、国民支持は浮上よりもむしろ低下傾向だ。

週末の地元活動でも、道路特定財源の一般財源化などは支持を
いただけるが日銀総裁人事や暫定税率廃止については「民主党
がゴネている」との見立てでいる有権者は少なくない。

日銀の同意人事でも副総裁は賛成で、すべて不同意などと言っ
ていない。
民主党が「なんでも反対する」など全くの見当違いの言いがか
りだが、こちら側の説明とアピールが足りないのは認めざるを
得ないところ。
もうちょっと、党全体で発信が必要だ。

僕自身は、道路特定財源問題については独自案を用意し予算委
員会の最終盤の道路問題集中審議で福田総理にぶつけるつもり
でいた。
審議が中断したためにその機会を失ってはしまったが、案その
ものの骨子は整っている。
一部に開陳したところ「必殺!まぶちスペシャル」と評しても
らったが、もう少し時間を見てタイミングを計って世に問おう
と思っている。

今はむしろ、この状況をよく見極めてみたい。
決して、座して見過ごすつもりではないが人の思惑というもの
がどのように動いていくのかをしっかり見極めなければならな
いと思う。
自民・民主両党の執行部は?、マスコミは?、そして有権者は?、
とそれぞれの言動や想いを量りながら具体を提示できる意味の
ある動きをせねばならない。慎重かつ大胆に動かねばならない。

しかし正直ここまで強行に突き進むリーダーというのを民主党
の中で経験したことがない(ビジネス時代には結構あったけど...)
だけに、この先の戦略の行方には非常に興味がある。

小沢代表には、鳩山、菅、岡田、前原の前代表たちにはない凄
みを感じるが、世論の動きと政界における反応、それらを小沢
戦略はどう捉えているのかが問われるところだ。

傍観者ではなくかつ党の方針にも合致しながら、国民の意思あ
るところに結果を導くというのは並大抵のことではないと思う
が、僕なりの立場でできる限りのことはやってみる。

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2008年3月15日 (土)

4年ぶりの台湾

 台湾にいる。
ちょうど4年ぶりになる。
台湾総統選挙の視察団の一員として野田佳彦団長の下訪台であ
る。
前回の総統選挙のときは、陳水扁総統候補が銃撃されるなど波
乱の選挙となりおまけに結果も0.22%差と僅差による陳候
補勝利で、なんだかとんでもない選挙という印象だった。
前回は同僚の長島代議士と二人だったが、今回は野田団長以下
7名の所帯である。自ずと台湾側の受け入れ態勢も違う(よう
な気がする...)。

国民党、民進党それぞれの情勢を視察しながら感じたのは、か
つての陳総統のときのようなカリスマ性を持った候補ではない
ということからか、国民の少し冷めた様子だ。
前回は、銃撃もさることながら民進党の現職総統が二期目に挑
戦ということで李登輝前総統の動向や中国の牽制も含め、台湾
が大きく変わっていくのかどうかということが注目されていた。

しかし、今回はもはや台湾の独立などは問題の埒外におかれ、
経済成長に焦点が向いている。

ある意味、国民生活に政治が目を向けている状況になったとい
うことか。

これって、小泉政治後の日本と同じ状況下の気がする。
国民がカリスマの退出により、興奮と熱気から冷めたときに現
実の生活に愕然とする。
共に、実務的な解決策の提言をぶつけ合うということで、選挙
自体は非常に地味になっている。

今日は、馬英九候補の演説会に行ってくるが、「生活」をどう
変えようとしているのか、それを伝えようとしているのかしっ
かりと見てくる。

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2008年3月 7日 (金)

まぶち2号

 「予算終わったんでしょ。」
との言葉に続いて「○○しましょ」とか「○○お願いします」
と来る。

予算委員会があるから、の一点で食事の約束から会合、面談、
果ては陳情処理に至るまでやらねばならないことを先送りして
きた。

もはや(逃げるつもりはないのだが)逃げられない。

せっせと予定入れたり、こなしたり、とまた違った意味での忙
しさに追われる。

予算委員会中は一滴も呑まないとしてこの「シリーズ」に臨ん
だのだが、徹底した管理で体調はすこぶる良く、またもうそん
なに酒が欲しいと思わなくなった。
このまま、死ぬまで呑まなくても平気だ(本当か!?)。

会館事務所も定常状態に戻り、しばしユルーイ雰囲気が流れる。
でも、お昼は引き続きご飯炊いて皆で食べようということでお
昼前には相変わらず炊飯器からご飯の炊ける匂いが廊下に漂う。
いつも赤坂のスーパーまでおかずの買い出しに行くのが大変だっ
たので、少しは投資しようということで自転車を買いに行く。

安いのでいいよね、と御徒町のディスカウントストア多慶屋へ。
13800円のママチャリが一番安かった(それでもチト高い
と思ったけど)ので、それを買う。
さって、どうするか...?、というところでシズちゃんがハ
イ、乗って帰ります!との志願登板。

オッケー、じゃぁ会館まで気をつけてね、と別れる。

御徒町から会館まで5キロちょっと。
インターン生と、走って30分、チャリでまぁ20分ぐらいで
すかねぇなどと話しながら会館に戻る。
しかし、3時間たっても戻ってこない。
おい、事故にでもあったか?と少々心配しだしたころにシズちゃ
ん精根尽き果てた状態で帰還。

道に迷って、日本橋あたりグルグル回ってました、とのこと。
3時間迷う前に人に聞けよ、と思うがこの辺が彼女のスゴイと
ころか。

これからはこのママチャリで買い出し行けるゾと事務所の面々
は張り切っているが、自転車には「まぶち2号」と書くように
言っておいた。
ヘッ、2号って1号あるんすか?、の問いに「俺専用のチャリ
買って、1号にする。」と宣言。

(あったかくなったら)国会に、チャリで通う。

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2008年3月 6日 (木)

予算終わって、またもや内閣

 週の初めから国会にいるが、空転が続く。
なぜか「1週間」と期間を明言して不正常を訴える国対委員長
のコメントを見れば、来週からは始まるんだろうなと思う。

予算委員会では、参院への引継ぎ。
道路特定財源については「中期計画」、「B/C、需要推計」、
「天下り、税金のムダづかい」の3チームに分かれて精査を進
めるとのことで、僕は需要推計を受け持って参院予算委の皆さ
んにレク。
資料もすべてコピーを取って、国対経由でお届けした。
参院でもしつこいくらいに、やってもらいたい。

昨年の年金もそうだが、しつこくねちっこくやっていくことに
よってやっと国民への浸透を図ることができる。
もう、いい加減にせーよ、と言われるくらいやったほうがイイ。
参院予算委の皆さんにはぜひともがんばって欲しい。

一方、僕は国対代理から「公務員制度、やってもらいたい。」
と言われて急遽、内閣委員会に配属となった。

予算が終わって、やっと落ち着くかと思っていたらまやもや別
の委員会に割り当てられた。これで、予算、安保あわせて三つ
の委員会所属だ。

この三年間、予算が終わったと思ったら、建築基準法改正があ
るから国交委、天下り根絶法案を出すから内閣委、そして公務
員制度改革があるからまたもや内閣委と、振り向けられてる。
要は、仕事があるところに行けということ。
チョッと、選挙に向けての地元活動強化と思っていたがそうも
いきそうにない。
来週あたりから、アイドリング含めてそろそろと動き出すか。

一方、道路の問題は引き続きやる。
これで終わらせるわけにはいかないし、しっかり監視していか
ねばならない。

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2008年3月 2日 (日)

ドラちゃん

 フラフラの状態で、奈良に戻る。

ドラちゃんとの愛称で親しまれていた、居酒屋の大将の突然の
訃報を聞きつけ葬儀場へと向かう。
ここんとこ調子悪いと言いながらも、お酒を控えていない様子
が気がかりだった。

思えばドラちゃんの店に足を踏み入れたのは浪人のころ。
居酒屋などの不特定多数を相手にしている商売人さんのところ
には珍しくデカデカと、当時の僕の相手候補のポスターが貼っ
てあった。

当然、ドラちゃんも相手候補の支援者。

わかりきっている状況の店に、応援してくれてる人から「いっ
ぺん、行こ。」と誘われて、とにもかくにも「よっしゃ、関係
あらへん、堂々と行ったる!」と訪ねた。

店内にもマスターと彼女が一緒に写っている写真が飾られてい
たりと一色だったが、話をしだすと僕のことを「オモロイやっ
ちゃなー」としきりにマスターがいじり出した。

それでも、なんとなくお客さん全員からの凍った空気というの
を感じながら、二階堂の一升瓶をがぶ飲みしてた。

マスターも負けじとばかりに、サントリーの角瓶を見る見るう
ちに空けていく。

べろべろに酩酊していく中で、L字のカウンターの向こう側か
ら見知らぬお客さんに「ところで、君、勝てるかー?」と真顔
で言われた。

カッと、思わず、気持ちが熱くなって、「無理だと思っておら
れるんでしょ。でも、僕はがんばります!」と高ぶって言い放っ
た。

しまった!!!、何言ってんだ!、俺は!。

いたたまれずにトイレに立った。
およそ勝ち目がないとささやかれながら、必死に戦って、それ
でも不安に打ち負かされそうになり、何とか自分を保つことが
ギリギリの状態だった。酒のせいにはしたくないが、自分の弱
さが初対面の方への失礼な物言いに表れた。
最低だっ!、俺。

店の外にある公衆トイレに入りながら、そんな情けない自分に
耐え切れなくなった。頭を抱えてうずくまりそうになるのを一
生懸命に抑える。

しばらくして店に戻ると件(くだん)の客も、他の客ももう帰っ
ていた。

マスターに「見ず知らずのお客さんに失礼なことを言ってしま
いました。すみませんでした。ご迷惑かけました。」と頭を下
げて店を出ようとした。

すると、マスターが「あの客な、アンタが苦しんでんのん、心
配しとったで。アイツ、正直な男やなぁーっちゅうて...」

まぁ、もそっと呑んでいき、と僕のグラスになみなみと角を注
いだ。

マスターのまん丸の顔の真ん中にちっちゃな目が笑っていた。
ドラえもん、そっくり...。

以来、ドラちゃんとの交流は深まった。やがて店の前のポスター
はまぶちすみおに代わった。

客と一緒になっての呑みすぎが気がかりだったが、元銀行マン
だったドラちゃんのなかでは人生の帳尻という意味での勘定合
わせが既にできているのかもしれないな、と感じていた。

最後に会ったのは、昨年の暮れ。
電話かけてきて、「チョイ、顔見せよー」の声に「よっしゃ!」
といつものように駆けつけた。

ドラちゃんは、他の客に「な、ホンマに来たやろ。言うたら来
んねん、まぶっちゃんはー」とうれしそうに語っていた。

ドラちゃんにいただいた厚情は、忘れない。
合掌。

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総予算衆院通過

 予算の最終日、「イージス艦」の集中審議は総理出席テレビ
入り。
与野党の合意事項はここまでということで、その後続く締めく
くり総括質疑は与党の強行採決。
さらに続く歳入関連法案も財金、総務の両委員会で同じく強行
採決。
議長斡旋による「一定の結論を得る」べく「徹底した審議」行
うという前提が崩れたということで与党が与野党合意を反故に
した、との結論になった。
与党がどう言うのか知らないが、少なくとも鳩山幹事長から代
議士会でそのように話があった。

一定の結論に向けては、与野党共にどっちも都合のいいことを
言うだろうし、国民は結構冷めてるんじゃないかと正直思う。
どっちがどうとか、もういいからちゃんとやれ!、てなところ
か。
国民にとってもはっきりしてるのは、道路を造り続けようとす
る予算の組み方は、もうダメ!というところ。この一点はおそ
らくゆるぎないだろう。国交省、アウト!って声が聞こえてき
そうだ。

代議士会の後、本会議は与党のみで淡々と進められ午後10時
半過ぎ平成20年度総予算が衆院で可決した。

これで、来週以降は舞台を参院に移すことになる。
予算委員会のお役目は終わった。

予算メンバーと、代議士会後「お疲れさん!」とガッチリ握手。
三年連続予算メンバーだが、耐震偽装でがむしゃらに突っ走っ
た一年目、国対指示の中で追求を一手に引き受けた感の二年目、
そしてようやく政策のど真ん中で渡り合えた三年目ということ
で、わずかながら自分なりの満足感はある。

日が変わるころ、会館事務所を閉めて宿舎に帰ろうとすると相
次いで電話が入った。
メディア関係者や同僚先輩議員、果ては官僚方々から口々に
「お疲れ様」との慰労の言葉をいただいた。

こうして、利害を超えて一個人として、見守りかつ応援してく
れる人たちがいるからがんばれる。

時に、永田町の狭い世界で「そこまでがんばらなくてもいいの
に」との空気に、孤独感に襲われたりもした。
事務所メンバーで肩寄せ合って必死になって周囲の軋轢と戦い
ながらという場面もあった。
「キツイ」ことで有名な事務所、との汚名(?)を「とんでも
ない!」と吹き飛ばしてやろうととにかく「全員参加で一緒に
楽しんでやろう!」と引っ張ってきた。
どれだけやれたか自分では評価しようがないが、インターン含
めスタッフの目が輝き続けたことだけは胸をはれる。
そんな、1ヶ月いや、昨年の10月16日に来るべき予算委員
会は道路だ!と直感で決めて走り続けてきた4ヵ月半を、事務
所以外の多くの方に支えられ励まされてきたことを改めて実感
する。心から、感謝。

わずかな睡眠で、早朝新幹線に飛び乗り奈良に向かう。
今日も夜まで地元日程でいっぱいだ。

でも...。
少しでいいから、からだと心を休めたい。

半日でいいから。
子どもたちの甘酸っぱいような汗の匂いの中で過ごしていたい。

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