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2007年3月

2007年3月31日 (土)

県会議員選挙告示

 統一地方選挙、県会議員選が告示となった。
県下で、公認・推薦10名の候補者を擁立。
水面下も含めると、さらなる擁立を果たしたことになる。

早速、午後5時の立候補届出締め切りで、磯城郡と香芝市で無
投票当選の二名が決まった。磯城郡は7期目の現職だがなんと
香芝は新人。
新人で無投票当選というのは、県政史上初とのこと。

これも、前任の吉川3区総支部長の影響力の賜物だ。
まず、二議席確保。

初日は、さすがに地元1区の候補者に張り付く。
候補者は二名。

出陣式から街宣車と、交互に時間を均等配分しながら移動する。
夕方には、磯城郡と香芝に無投票当選の祝福に駆けつけ、さら
に北葛で街宣。

告示前のこの一週間、全国から呼ばれて応援に入った結果、も
う既に告示日に声はガラガラ。イカンな、こりゃ。

8日の投票日までは、とにかく地方選挙。

しかし、衆院は与野党ともににらみ合って、休戦はないようで
ある。
来週も国会は目一杯。
火曜日の本会議から委員会質問と詰まっている。

地方選三昧とは、いかない。

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2007年3月26日 (月)

言葉はいらない

 「チョーットォー!、錦(キン)チャン、かわいそォー!」
と声が上がった。

不易塾日記を読んだ、子どもたちと同年代の子らからの反応だっ
た。

ヘッ!?、ってな調子でのん気に聞いたのだが、そっかー、チョッ
ト赤裸々に書きすぎたかな、息子の進学のこと...。

でも、自分としては親としての気持ち、さらには息子への愛情
含めてどう接するべきかを、「いじめ」など子どもの問題がこ
とさらに発生する世情だけに、自らの素の姿を通じて伝えたかっ
ただけなのだが。
いや、自らではない、わが子どもたちを通して人としてのあり
方を問うているつもりだったのだが。

でも、あまりにも明け透けに綴っただけに本人が傷ついている
かもしれないなと、ちょっと心配になる。それに、離れて暮ら
しているし。

そっとヒロコに電話で、「キン、どう...?」と聞いてみる。
「お父さんが、俺に任せとけって言ったんだから、アタシ知ら
ない!」とキビシイ。そんなこと俺言ったっけ?。

一人息子を愛してやまない母親のヒロコが、情深いがゆえにお
互いが傷つけあってしまってはいけない、との想いが強いのは
よくわかる。
自ずと父親の立場、存在が問われる。

「お父さん、キンちゃんとよくお話し、してあげてよ。」とい
うのは、母としての心からの願いだ。
父として、当然、願わないわけがない。

息子が、これからの時間をどう過ごそうとしているのか。

母親は、この春休みという短期的な意味で話している。
一方、父親としては、そんな短期的なことではなくもっと人生
の一時期として、様々な困難に直面したときに男としてかくあ
るべきか、ということを伝えなくてはならないと思っている。
母親と愛情の深さは変わらずとも、視座の違いによる若干の温
度差がある。

さらに、わが息子はまだまだ、ガキだ(愛情込めて、そう呼ぶ!)。

小六終えての子どもにそれほど心配する必要などない。
これを言うとまたヒロコにまた、「アンタがボケボケしてるか
らヨ!」と怒られるので口にできないが、男の子というのはボ
ケボケしながら、アッチコッチにぶつかって、それこそ切って
縫ってを繰り返しながら少ーしずつ、強く、そして大きくなる
ものだと思っている。
女の子は、そういう経験はしなくていいならそのほうが良いと
いう考え方も成り立つような気がする。

男の子、ぶつかり、へこみ、コケながら、繰り返し立ち上がる
ことを積み重ねてやがて何があってもビクともしない足腰が出
来上がる。

そう思いながら久しぶりに息子と顔を合わせると、あまり言葉
が出てこない。

思い切って、「どこか、行きたくないか、お父さん連れてって
やるゾ!」と言うと、「別に...」と答えながらも、やがて
恥ずかしそうに「魚(さかな)釣り...!」と答える。

(釣りかぁ...、結構大変だぞ、それっ...)と内心思い
ながらも、「わかった。」と約束する。

約束どおり、息子と二人きりで海へ向かう。
車の中、会話はほとんどない。

そして、海釣り公園で竿を垂れながらも無駄な話はほとんどし
ない。
でも、二人並んで釣竿を垂らしながら、俺もオヤジとはこんな
だったな...とあらためて40年前を思い出す。

結局、二人ともボウズ(一匹も釣れず)だった。
でも、最後に息子の仕掛けにアタリがあったようだったが、こ
れもバレタ。

二人とも、寒さで凍えながら、もう上がろう、と仕舞い支度し
て上がった。

帰りの車中も、息子は寝ていた。

自宅でヒロコに、「錦之介とどんな話したの?」と聞かれたが、
「別に...。」と答えると、「お父さん、何しに行ったの?」
と言われるが、「釣り!」と(つまらない)答えをするしかな
い。

「でも、キンちゃん、楽しかったって!」とうれしそうにヒロ
コは言う。
心配かけてるけど、男の子、あまり多くを話さないけど、大丈
夫だよ!、とヒロコに告げる。

交わす言葉だけではない世界が、ある。

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地方選対応の判断

 月曜朝の恒例のスタッフミーティング。
週末、県議選候補者の応援に入った状況を話しながら、事務所
としての対応を再度協議。

そこで、決めた。

またもや奈良の「まぶちすみお後援会事務所」は今週の30日
の告示日から4月8日の投票日まで閉鎖。

事務所スタッフ全員、割り振られて候補者事務所に張り付く。
まぶち事務所は完全に閉めて、電話は転送。
来客の皆さん、すみません!
まぶち事務所は、統一地方選勝負どころの県会選挙に、「事務
所あげて」を、文字通り事務所閉めて候補者のところに入って
闘うことに決めました。

ハンパな支援体制では、県連代表として示しがつかない。
幾度となく、県下に全面支援を訴えてきたが、この期に及んで
も徹底できていない。

しゃぁない、率先垂範、やるしかない。

ヒロコは、当然ガンガン外回り。
候補者夫人を連れて、「行くワっ!」と張り切っている。
いやぁ、頼もしいなぁ、ウチの最終兵器は...などと手をた
たいているとミーティング中にひじ鉄を食らう。
グッ、ウッ、ウッ、ご、ご、ゴメンナサイ。

もちろん、オヤジ(僕!)は、ガンガン行く!、ということだ
け決めた。

なっ、これでイイだろ?、みんな!?
スギちゃん?、チュー?、オイ、トシ!聞いてんやろ?ウガさ
ーん、とついには媚びながらも執拗に同意を求める。

エンジェルたちは暖かい眼差しで、見詰めてくれている。
アリガト。

よし、これで当面の地方選の闘い方が決まった。
対応の判断は、間違ってないと信じる。
「選挙が好き」とか、じゃぁ、ナイ。

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突然、止められたパネル

 芝議員がアパグループの耐震偽装を参院予算委員会集中審議
で質す。
芝議員に託した質問だけに、地元事務所でNHK中継のテレビ
にかじりつく。

ナゼこの件が発覚以来放置されてきたのか、ということを丁寧
に突いていく。そして何らかの政治的圧力が及んではいないか
と詰めていく。
そして、安倍総理の後援会である安晋会へと話が及んでいく流
れ。核心に触れていく筋書き、のはずである...。

と、突然の理事による協議で審議が中断する。
何が起こったのか?
マイクの音声が切られるため画面を通して見ているものにはわ
からない。
NHKのアナウンサーの無機質な「ただいま審議が中断してい
ます」の声が流れるだけ。

そして、審議再開。
芝議員は、アパグループ元谷外志夫代表(安晋会副会長)と安
倍総理との関係に踏み込んでいく。

あれっ、パネルが出ない。

自らの質問で使おうと思って用意したパネルを、芝議員に託し
ていた。これをどうぞ使ってください、と。
そして委員会前の理事会では認められたと聞いていたのにテレ
ビには映し出されない。

んっ???、と思いながらも芝議員の頑張りにテレビに向かっ
て声援を送る。

NHK中継のため、時間を越えての質疑にはならない。
芝議員の質疑は素晴らしかったが、安倍総理のいらだちを見せ
ながらも意味不明のダラダラした答弁でタイムアウトとなった。

参院理事から連絡が入る。
審議中に芝議員の質問が総理にとって厳しくなるとみるや、こ
れはマズイと判断した与党理事たちが場内協議でパネルの使用
を突然却下した。
このためにテレビをご覧の皆さんには用意したパネルをお示し
できなかったとのこと。
理事が委員長席に詰め寄ったのは、それに対する抗議のためだっ
た。

昨年の官房長官の時には、自らの記者会見の発言を僕に確認さ
れただけで切れまくり、今回芝議員に対しては不利になると見
るや理事会決定済みのパネル使用を制限したり、とあまりに小
心・姑息ではないか!?、安倍さん!?。
なぜ、正々堂々と説明責任を果たそうとしないのか。

これでは、何でもすべて闇から闇へ葬り去られるものと、国民
はあきらめてしまっても仕方がない。

あきらめの国へ...か?。
僕は、あきらめない。

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2007年3月25日 (日)

県会選挙本番前

 間もなく行われる統一地方選の県会選挙がいよいよ大詰めだ。
地元の奈良1区では、定数11名に対し14名の立候補が予想
されるが、わが1区総支部の現職議員たちも必死に頑張ってい
る。必勝に向けて、わが事務所上げて支援体制を敷く。

前回の統一選のときは浪人中だったため、現職として闘うのは
今回が初めて。本会議や委員会が開かれたりする場合は上京せ
ざるを得ないし、果たしてどのように対応するのか初体験でも
ある。

県連代表として、情勢を見ながら県下各地の選挙区で重点配分
していこうと思っている。当然ながら自身が選挙区に応援に入
るのもこうした観点からになる。
マスコミから、重点候補は誰ですか?、と聞かれるがそんなも
ん情勢分析は選対の最も重要な情報なので明かすわけにはいか
ない。
それでも、ココとココは強化せんといかんなぁ...などと日
夜情報交換を続ける。前回は浪人中ながら県連幹事長代理とし
て統一選をみたが、今回は代表である。
また、違った観点で地方選を見ることが必要だ。

昨日、今日と県会候補者の応援。
今できることは限られるが、最も効果的なことは何かを考えて
行動。

事務所の面々も深ーく入り込んで、頑張る。
各方面から「軍団」と呼ばれ恐れられている底力を見せつけて
やってくれ!

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2007年3月24日 (土)

アパグループの耐震偽装問題

 広島での統一地方選応援依頼を受けて広島を飛び回る。夜に
なって上京し、党本部へ。
沖縄から静岡、東京そして広島とさすがにへばるが、ヒロコか
ら「それくらい、疲れていないと(元気だと)周りが迷惑する」
と元気づけ(!?)られる。

本会議直前に、芝参議院議員と打合せ。
松岡農水大臣の光熱水費を取り上げて、参院予算委では大注目
の芝議員。

桜井充参院予算筆頭理事に託していたのだが、「アパグループ
耐震偽装」の問題を芝議員がやってくださるという。

3月2日の衆院予算委で、安倍総理に質すとして締めくくり質
疑で準備していたものだったが、結局締めくくり質疑は質疑そ
のものが流れてしまった。幻の質疑となってしまったのである。

そこで、せっかく準備したので、参院でも役立てていただけな
いかと、桜井筆頭に一切合財の調査資料も含めてお渡しした。

それが来週月曜日、26日の参院予算委集中審議(NHK中継
入り)で芝議員の手によって日の目を見ることになる。

芝議員と打合せ。
充分に、ポイントをつかまれ細部まで詰めておられるので、も
うすべてお任せします!、だ。
芝議員の丁寧な質疑準備に敬服しながら、期待して月曜日は質
疑を応援させていただこうと思う。

26日、月曜日の午前10時45分〜11時45分の1時間、
芝議員がアパの耐震偽装について質される。
ぜひ、見ていただきたい。

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2007年3月21日 (水)

意見のまとめ方

 沖縄入りの反響がスゴイ。
見ず知らずの方からのご連絡や、かつてご縁のあった方からの
一報などフォローしきれない。

相当に、たまってるんだな、沖縄県は。
うん、よくわかるよ、と心の中でつぶやく。

いや、一極集中の中で疲弊しきっている地方はおそらくどこも
同じ気分だろうと思う。
地元奈良の皆さんからも同様に日々寄せられているのは、一部
に富が偏ることによる地域間格差への怨嗟の声だ。

格差と呼ばれるものは、世代間格差、正社員・パートアルバイ
トの働き方格差、そして地域間格差の三種類が主なものだ。
その中でも、圧倒的な声として全国からは地域間格差に収斂さ
れて訴えられていると感じる。

与党にいると、おそらく政権に対する注文や陳情が中心になる
ゆえ否定が前提ではないがために、ピンと来ない議員が多いん
だろうナ。

事実沖縄でも、与党の議員にはこんなこと口が裂けても言えん
けど、と注釈付きで延々とその不平不満を聞くことになる。
与党の議員もなぜ、そのことに目を向けようとしないのだろう
か。
決して、若い与党議員までがしがらみに絡めとられているとは
言わないが、気づく局面が少ないのだろうか。

その意味では、若い与野党議員が連携して問題点の抽出と解決
方法の知恵を出し合えば、もっといい方策が生まれてくると思
うのだけれど。
こんなこと書くと、まぶちは政界再編論者だとか言われるんだ
ろーな!

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沖縄後

 統一地方選挙の応援依頼を多数いただくのだが、なんせ地元
の選挙事情を考えるとさすがにすべてお応えできない状況にあ
る(地元最優先!)。しかし、ご縁やご恩のあるところからの
依頼はお応えしなければならない。

沖縄から静岡に入る。わずか50分の滞在だったがもともと熱
気のこもる集会に、少しはピリッと香辛料のような味を残せた
か!?、自信はないが精一杯頑張った(つもり)。

そして、静岡から上京する。お義父さんの彼岸法要のためお義
母さんが奈良から上京してきており宿舎で合流する。
深川のお寺に墓があるお義父さんの法要に、ヒロコは一緒に行
けなくて「ゴメンネ」と何度も謝っていたとお義母さんは僕に
言う。
お義父さんは奈良にも分骨してある。
いつでもお参りできるからイイのよ、とお義母さんは言ってく
れるが、ヒロコの父と母に対する気持ちもお義母さんの娘に対
する気持ちも、両方わかるだけに、ただ無言で微笑み返すしか
ない...。

そして、その後は薬師寺の大谷徹奘師とその応援の仲間との懇
親会。和やかなひと時を後にして奈良へ戻る。

明日は朝から広島からの応援依頼で2区、3区と二つに入るこ
とになっている。そしてその後は党本部へと直行。予算委を明
けて、国会運営はイロイロありそうだが当面自分の責任は統一
地方選と「天下り禁止法」対案と位置づけている。
特化しようと思っている。

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2007年3月20日 (火)

in 沖縄

 沖縄にいる。

言っとくけど、「てびち」や「ひーじゃ」や「ソーキそば」を
食いに来てるのではない。
ましてや「泡盛」をかっくらいに来ているわけではない(...
バレバレ!?)。

国対から予算委員会での沖縄案件追求について、「さらに現地
調査」の命を受け沖縄入りしたのは日曜日。
あちこちウロウしながら、2月13日と19日に指摘した沖縄
科学技術大学院大学構想の詳細についても関係者に直接ヒアリ
ングを実施する。

朝の8時50分からの沖縄総合事務局ヒアリングから始まり沖
縄科学技術大学院大学の候補地となった糸満(いとまん)市、
北中城(きたなかぐすく)村、そして恩納(おんな)村の独立
行政法人沖縄科学技術研究基盤整備機構、さらに候補地選定の
「検討委員会」の一員であった琉球大学学長を訪ねた。

もちろん、夜は地元のゼネコンや某政治家にキリキリと締め上
げられている(と当事者たちが泣いている)業界の心ある方々
からの情報提供をいただきながら、さらなる国会での質疑の準
備を、後に合流いただいた山口壮(つよし)代議士(次の内閣
外交担当)らと詰める。

なーるほど、そういうことだったのかとガテンのいく話を聞き
ながら、沖縄の実態に触れていく。

オニケンや国対の0(オー)君にも同行してもらっているのだ
が、皆で「沖縄を食い物にしている構図はドロドロと深い」と
あらためて認識しつつまた(少々おびえながらも)闘う気持ち
だけは高まる。

三日の滞在だが、「ウーン...これはなかなか簡単には表に
は出せんな...」、ということを実感しながらも、沖縄の夜
は更けていく。

ちゃんと、沖縄のメディア(地元テレビや新聞)には取り上げ
てもらっているようで連日の様子がさっそく夕方のニュースで
流れる。
オイオイ、これではさらに調査がしにくくなるやないか!、と
一人突っ込みしながらも四の五の言うてられん。

泡盛の「菊の露」のCMに俳優の中尾彬氏が出ているのを沖縄
で初めて知り、実は沖縄在住だと聞かされ驚く。

確かに、沖縄は温暖で人も優しく食いものや酒もうまいが、ま
だまだ本土との差は歴然と残り、県民の不満は高い。

本土からの移住は増えているようだが、真の意味での格差解消
に取り組まねばならないと痛感する。
大学院大学だけの問題ではないのである。

泡盛「菊の露」に酔いしれているだけではないのである。

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2007年3月15日 (木)

息子の卒業式

 この月曜日に息子の卒業式に出席できた。
小学校ではあるが、国立の付属のためそれぞれに進路が分かれ
る。幼稚園から通い続けて8年間、幼いときから見ているクラ
スの子どもたちは、全員かわいいわが子のようだ。

浪人中、富雄の駅で朝、演説をしていると、幼稚園児の子ども
たちは同級生の錦チャンのお父さんだ!と言って、お母さんに
せかされながらもこっちを向いて大きく手を振ってくれた。
やがて小学校に上がるようになると、一人で登校しながらも、
皆、演説中のマイク持つもう一方の手にハイタッチして改札を
抜けて行った。
そして、それも高学年になると、恥ずかしそうに脇をすり抜け
ていくようにもなった。

でも振り返ると、最も早い時期から気づかれないように演説中
の私の横を駆け抜けていくようになったのは息子だった。

いろいろな8年間の出来事が一杯詰まった卒業式は、息子にとっ
ても想いの募るものであろう、と代表来県の日程ではあったが
合間を縫って駆けつけた。

付属の小学校からは選抜で中学へと上がる。いわゆる受験とい
うほど大変なものではないかもしれないが、それでも学内の選
抜試験がある。
息子はそれに、落ちた。

付属に上がるもの以外、私学の受験などをする子どもたちもい
るので全員一緒ではないが、少なくともそのまま進学すること
を望んでそれが叶わなかったものは多くはない。

息子もショックだったようだ。そして、息子を愛してやまない
母親のヒロコも相当に落ち込んだ。

あまりのショックに、ヒロコなど髪を切った(らしい...が
コッチは気がつかなかった...)。

「いやぁー、人生いろんなことあるから!。エエ経験や!、お
父さんなんか自慢やないが受験という受験、今まで一度も成功
したことないがな!!!。まぁ、その悔しさをバネにまたこれ
から頑張れ!!!」と、励ましのつもりで暗い顔した母子に語っ
た。

すると、「アンタの、そのボケボケがこの子にうつったのよ!、
アンタのせいよ!!」と、とんでもない方向からこちらに矛先
が向いてきた。

ヒェーッ!っと、口をつぐんだがその後は学校のことにはあま
り家庭内でも触れなかった。

卒業式、久しぶりに小学校を訪ねる。
校庭の木々を眺めながら校舎に入る。
教室をのぞくと、子どもたちの日々の暮らしのその現場には、
甘酸っぱい匂いが漂う。
子どもの描いた絵や工作物が並ぶその空間には、間違いなく生
活の一部がある。
この学校の空気を全身で受け止めると、息子の気持ちが痛いほ
どに伝わってきた。

共に成長を遂げてきたクラスメートと別れる寂しさ。
一人、去り行かねばならない切なさ。
一方、皆と一緒にいられる時間を少しでも楽しく過ごしていた
い、と願う親愛の情。

きっと、ゴッチャになった気持ちでこの3学期を過ごしてきた
ことだろう。
長年、親しくしてださったクラスメートのお母さんたちとしゃ
べっているヒロコも、心なしか寂しそうに見えた。

果たして俺は、父として、夫して、その場所で暮らし、時間を
共有するものしかわからない機微を、充分に理解できていただ
ろうか?。そしてそのことを踏まえて言葉を発することができ
たのだろうか?。
息子やヒロコの何十分の一、いや何百分の一も、環境や状況を
わからずに安易な言葉を発してはいなかったろうか...。

式典中、ずーっとそのことが頭から離れなかった。

名前を呼ばれ、卒業証書を受け取る息子の表情が一瞬、強張っ
たかに見えたが、証書を片手に保護者席の親を探すその表情は、
すぐにいつもの照れに変わっていた。

式典の終了直後に、息子と言葉を交わす間もなく、代表の予定
にあわせて近鉄奈良駅へと抜け出した。

その夜、帰宅は深夜となった。

玄関から、まっすぐ子ども部屋へと向かった。

二段ベッドの階段を、多少よろけながら登って息子の顔を覗き
込む。

言い忘れていた言葉を、ベッドの中でぐっすり眠っている息子
に向かってささやいた。

「卒業、おめでとう...。」

夢の中かもしれないが、ウン、と頷いた、ような気がした。

思わず、起こさないように、そーっと、やさしく頭を撫でた。

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2007年3月14日 (水)

代表の再来県

 昨年の12月に続いて、小沢代表が、参院選一人区行脚の二
巡目で来県。
今回は、連合の高木会長と共に地元の連合との連携強化が主な
目的。

しかし、せっかくの来県ということで代表からは、連合の会合
とは別に、普段なかなか伺えないようなところにご挨拶や視察
に行きたいとのこと。急遽訪問の段取りをつける。

一つ目は、奈良県建設業協会。
公共事業の削減や一般競争入札への流れの中で、地元建設業界
は厳しい状況にある。政府は好景気と言いながらも、それは中
央の話。地方の小さな工事まで、スーパーゼネコンが踏み込ん
できて地元企業は悲鳴を上げている。
建設業協会の皆さんも同様の立場で、皆一様に今後を憂いてお
られる。

たまたま当日は、建設業協会で理事会が開かれているところだっ
たのだが、突然の訪問にもかかわらず皆さんのお取り計らいで
表敬訪問ができた。

小沢代表が、「競争原理一辺倒」がセーフティネットをくずし
ていくと話されると、理事の皆さんも身をぐっと乗り出す。
かつて、箱根研修でも会ったことがある、と懐かしそうに話さ
れる理事さんたちもおられて、和やかにその場を辞した。

次いで山に入り、田原の大和茶生産農家の皆さんとの語らいの
場。土地改良事業の柔軟性の無さにも意見が出、農政の取り組
みについて小沢代表からも発される。
生産地表示についても、深刻な課題として生産者から現状の問
題点を訴えられる。
詳細については、あらためて私がお話を聞かせていただくこと
を約束して、お茶を一杯いただいて町に下りる。

連合との会合を終え、また懇親会も済んだところで、今度は若
い経営者たちが集っているところへの訪問。
これも、急遽のサプライズなのだが代表は快諾で、会場着。

突然、小沢代表が部屋に入ると驚きの歓声と拍手が沸き起こる。
地元で商売をしている若手経営者たちの厳しい状況やこれから
について、意見交換を行って写真撮影や名刺交換を終えて、急
ぎ足で別途懇親会の二次会へ移動。

貸切の店で、小沢代表のカラオケまで飛び出し、参加者は大喜
び。
小沢代表の十八番、「北上夜曲」を初めて聞いた。
ヘェーッ、歌うんだ!?、と驚いたが、ウマイ。
何でもできるんだろうな、きっと。

夜遅くまでもお付き合いいただいて、ホテルまでお送りする。

こんなに気さくな方だということを、触れた皆さんには感じて
いただけたのではないか。親しみやすさを、もっと前面に出し
もよいと思うのだけれどなぁ、党としては...。

ホテルから、まだ盛り上がっている若手経営者の皆さんとの会
合に再合流。
その後いっそう盛り上がり深夜まで続いたのは言うまでもない。
やはり、地元は楽しい(!)。

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夜中のお水取り

 久しぶりに「お水取り」に行く。
東大寺のお水取りは、修二会(しゅにえ)と呼ばれる修行の一
つだが、観光的には二月堂に大松明(おおたいまつ)を持って
駆け上がる場面が有名だ。

しかし、その真髄は二月堂の中に入ってからの練行衆(れんぎょ
うしゅう)と呼ばれる11人の僧侶の修行にある。ヒロコと夜
も11時を過ぎてから、厚着して何の準備もなく行った。招待
券も何もないのでお堂の内陣ではなく外陣からの見学だった。

やっぱりイイなぁ。
心が洗われる。

浪人中は、毎年「リボン」と呼ばれる内陣への招待券を何とか
お願いして手に入れて、内陣からの見学を最終の14日まで通っ
たものだった。修二会フリークと自負していたのだが、現職議
員となって三年、この間はさすがに深夜に及ぶお堂での見学は
できずにいた。

今回は、ふと行こうということになって夜中に二月堂へと走っ
たのだが、例年と違って暖かい。
寒さに凍える、というのが修二会のイメージなのだが、なんだ
か違和感がある。
それでも、外陣から息を潜めて堂内に目を凝らす。
灯明の中、帳(とばり)には練行衆の影がゆらめき、声明(しょ
うみょう)が響く。幽玄の世界。

走り、五体投地と行が進み、深夜に終わる。

帰りにお堂の下で大松明の燃え滓を拾う。
これが、一年の家内安全、無病息災のお守りになると言われて
いる。

しかし真っ暗闇の中、炭化した燃え滓を探すのは一苦労。
ヒロコから「お父さん危ないわよ!」と注意されながらも、湿っ
た斜面を何度も滑ってコケる。
ドロドロになりながら、携帯電話のカメラの明かりを頼りに、
やっと5センチほどの真っ黒になった松の小枝のひとかけら見
つけた。
そーっとハンカチに包んで、大事にポケットにしまう。

真夜中に、とっても得した気分になって、空を見上げると雨も
上がり、薄ら雲が動いているのが見える。

確か今月は19日が新月だ。
下弦の月でも見えるかナ、と目を凝らしてみるがやはり曇って
見えない。

しかし、古都の漆黒のような夜空は、静けさをたたえながら心
の安寧を誘ってくれる。

むこうの闇から、「早くぅ!、行くわよぉ!」とカン高い声が
飛んでくる。

わかった、わかった。
でも、もう少しだけ、この空気を吸わせてくれ。

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疲れてはる?

 週末はまさに英気を養う時間となった。
えっ?、別に休んだわけじゃないよ!
何よりも元気をいただける、ミニ集会と支持者訪問と街頭演説
三昧だ。

とりわけ、ミニ集会は数名の方々との語らいで、現場を知るこ
とができると同時にひと時の濃密な時間を共有できる大好きな
空間。

いつも、「一生記憶に残る」時間を作りたい!、と思って臨ん
でいる。

そうそう何度も時間を共有することができないかもしれない皆
さんに、「ナマの政治家との語らいのひと時」というのを「忘
れられない一瞬」にしてお届けしたいと思っている。

いい加減に、ありきたり一通りの、「お願い」や「自慢話」は
飽き飽きだと思っておられることだろう。
そして、他の政治家のこうしたミニ集会に参加すると残念なが
らこの「飽き飽き」の話ばかりを聞かされる。
浪人時代に、その意味では一市民としていろんな政治家のミニ
集会に参加者として参加してきて勉強になったと思う。

そして今、自らが発信者としてお伝えするときに、少しは、新
たなかたちへと変えていくことができているのではないかと信
じている。

休みにもかかわらず家族の団欒の時間をいただいて、お邪魔し
たお宅の皆さんには本当に申し訳ない思いだが、参加してくだ
さった方々と楽しい時間を過ごすことができるたびに、「くた
びれてる訳にはいかないゾ!」と、気持ちが引き締まる。

この日記の愛読者という方から、「あー、最近、疲れてはるん
やわぁ」と思ってた、との感想をいただいた。

イ、イ、イカン!
つい、心の赴くまま、と愚痴っぽく書いてしまってたか!?

大丈夫!
皆さんに、元気をいただきました、ハイ。

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2007年3月 9日 (金)

気力の回復

 時間と共に傷が癒え、回復していく実感がある。
別に怪我をしたわけでもないが、肉体的精神的ダメージからど
う立て直すか?、の心配はあった。

週末、幼なじみの同級生とゆっくり食事をしながらあらためて
この一ヶ月間を冷静に振り返ることができた。
ヒロコや子どもたちとも少しだけ時間も取れた。
徐々にだが、気力と体力の回復を感じる。

来週には、完全回復でまた思いっきり行けると思う。

気力というのは不思議なものだ。
間違いなく体力にも連動しているのだが、だからと言って体力
の回復によって気力も回復するかと言うとそう単純なものでも
ない。
気力の回復のために、何か、特別のものを注入していく作業が
必要だ。
それは人それぞれなのかもしれないが、身体には安静と栄養と
いうのが基本。それになぞらえると心への「安静」と「栄養」
ってなんだろう。

家族や友人や仲間の温かな心遣いは、栄養のようでもあるし安
静にできる安らかなベッドのようでもある。
草花に水をやるがごとく、心と身体がみずみずしさを取り戻す
その過程で、しみじみと「生きもの」としての原始的なメカニ
ズムを感じる。

そして、生きものとしてどちらかと言うとそのメカニズムは単
純な部類に分類される「まぶちすみお」は、間違いなく人の中
にいることによって、安静と栄養の両方を得ることができるこ
とを実感している。

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天下り禁止法案の詰め

 行革調査会「天下り根絶」チームの打合せ。
衆院法制局との議論の中で検討項目が絞られる。
党内総意としての意思決定が必要な事柄も含めて、まずは作業
チームでの議論。

一方、政府では、政府原案(とされるもの)に対して渡辺行革
担当大臣が与党ならびに閣僚からも攻撃され孤立無援状態であ
るとの報道がなされる。

どうやら、この辺も霞ヶ関の相当な巻き返しによるものだろう
ことは想像に難くない。

渡辺大臣の指示する「省庁による天下りあっせんの全廃」案に
ついて、閣内からは官僚出身の大臣が、「公務員制度全体とし
て(あっせんは)必要だ」と噛みつき、さらに参院幹部からも
「役人を信用しないというのが前提か」と批判されているのを
見ると、政府内の取りまとめも容易ではなさそうだ。

その点、民主党内では官僚出身議員が積極的に問題点の指摘と
解決の方法を提唱してくれているので、具体の現実に即したも
のと言える。やはり、自らが与党ではない政党で政治家として
国を変えようという人たちの気概というのは全然違うというこ
とか。

しかし、霞ヶ関(官僚組織)の自己防衛本能はすごいものがあ
る。自らの権限と利益を守るためには、政治家の制裁与奪にま
で踏み込むことくらい平気でやってしまうのではないか。

政治家ではないが、本間前税調会長の官舎入居問題も明らかに
省庁からのリークだろう。本間氏とそれこそ長年の知己である
研究者の方が「ナゼあんな話になるんだろう...」とため息
混じりに話されているのを直接聞いた。
報道された女性との関係も「周りも承知している事実婚だった
のに」とも話されていた。それこそ実態はわからないが、いず
れにしても、事態を針小棒大にリークするぐらいのものは、お
手の物なのかもしれないし、マスコミもその片棒担ぎに一役買
わされているとも言える。

官僚の「虎の尾」を踏んでいく「天下り禁止法案」は、今のと
ころ政権にない民主党案は相手にもされないが、それこそ政府
内への影響が考慮されるようになると、いよいよ「危険分子」
として霞ヶ関に狙い撃ちされるようになっていくかもしれない。
慎重にかつ大胆に、我々も渡辺大臣に負けないように突き進め
る。

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2007年3月 8日 (木)

参院予算委の頑張り

 参院の予算審議を傍聴する。
衆院での早期採決を受けて、参院で頑張れって言っても無理が
あるかも。
でも、同僚議員は熱心に政府の問題点を突いている。

蓮舫議員は労働保険特別会計からお金が流れている21世紀職
業財団の問題点を指摘。職員の169人中55人が天下り。三
人に一人。ここに、平成19年度の予算3億円が運営費交付金
として支出されているのだが、なんとこの予算が「感覚で決め
ている」との財団の担当部長からの証言を得ていると質問。
この実態に柳沢大臣はどう答弁するのか!?と、緊張して見て
いると、なんと笑っている。

なんとゆー余裕と言うか、いい加減な態度だろうか!?とあき
れ果てる。

蓮舫議員も冷静に詰めていくのだが、政府のだらけきった対応
に第一委員室は一向に反応しない。もはや抗えないのか。
こんな答弁、普通なら委員会が紛糾するはずなのになぁ...
蓮舫議員も頑張ってたし、いい質問なのになぁ。アー、もった
いない!

やはり、衆が簡単に通ったというのが緊張感を減衰させる最大
の要因なのだろうか。
ウッ、悔しい...!。

参院でも、わが奈良県連の前川幹事長(参議院議員)も昨日、
格差について教育の視点で素晴らしい質問を展開している。
せっかく、参院でこうして皆さんが頑張ってくれてるのに対応
できない状態に持っていってしまった衆院予算委員の我々は大
いに反省しなければならない。

前川議員は来週の月曜日にもまた質問だとのこと。
蓮舫議員もまた質疑の機会が訪れることだろうが、桜井参院予
算筆頭理事に衆院での積み残しの課題をお伝えする。

桜井筆頭からは、必ず質疑するとの言葉をいただいた。
参院で、どうか、同志の皆さん、頑張ってくれ!!!(スマン!)

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2007年3月 7日 (水)

自炊とトレーニングとハニービーと

 予算委員会が終わって、気が抜けたのと同時に疲れがドット
出てくる。
そんな中、休みたいなぁとの甘い気持ちがムクムクと湧き上がっ
てくるのだが、と同僚議員と話していると皆から、「休むって、
まさか部屋で収支報告書とかめくってるんじゃないよね?」と
か「アー休んだ!、とか言って現地調査入ってたりとかじゃな
いですよね?」とか、聞かれる。

オイ、それじゃぁ休みにならんだろ!、と言っても「なんだか、
まぶちさんとは休みという概念が違ってそうな気がする」など
と勝手なことを言われる。

ま、確かにこの一ヶ月は徹底的にストイックな生活に入ってい
た。
質疑の準備とトレーニング、毎朝のランニング。
夜のお誘いはできるだけご辞退申し上げて、予算委員会に集中
することだけを考えた。
食事も、ベストな体調を維持するためヘルシーに、と自炊して
た。
夜11時までやってる白山通りのクイーンズイセタンスーパー
で、食材買ってきてチャッチャッと炒めたり茹でたりして食べ
た。残りもんもランニング後の朝に食べて、無駄は一切なし。
相当、安上がりに済んだ。

昼も、消化が良くすぐにエネルギーに変わるものを摂れるよう
に会館の部屋に炊飯器を持ち込んで温(あった)かご飯と野菜
中心のおかずや、バナナなどを用意してもらうようにした。
試合の時に集中できるベストの状態に持っていくプロスポーツ
選手のように、朝イチであれ、夕方であれ、質疑の時間に最高
の状態を作れるよう心がけた。

そんな生活のせいか、この一ヶ月でみるみるうちに体重も減り、
体脂肪率もストーンと落ちた。燃焼効率が上がり軽くなった身
体は、朝からアドレナリンをバンバン分泌させてフル回転で血
液を体中に巡らせてくれる。全身が反応する気分だ。
湧き上がる活力を維持しようと、国会内の移動時にはすべての
階段を駆け上がるようにした。

日本テレビのニュースゼロの密着取材班が、朝のランニングや
トレーニングまで撮りたいと言って来られたが、さすがにこれ
は丁重にお断りした。落ち着かんもんね。

それでもさらに、集中力を高めることができるようにと、会館
の部屋にもストレッチマットを入れて、直前までストレッチな
どをしていた。

変な事務所と言われるゆえんかもしれない。

もちろん、一方でユルユルの部分もたっぷりあった。
気分転換に室内用ラジコンヘリコプター(愛機イエローハニー
ビー!)を会館執務室内に飛ばしたり、iPodからの音楽を
ガンガン鳴らしたり。

いずれにしても、そうしたこまごまとしたことが質疑に結び付
けられなければ何にもならない。

傍(はた)から見れば目に見える結果はないように映ったかも
しれないが、自身はかすかだが確かな手ごたえを感じている。

充分な審議時間がなかったのが、つくづく残念でならない。

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不正常の合間に

 なにやら、国会は不正常ということらしい。
とにかく、先の見えない状況の中で地元奈良での会合に急遽出
席せねばならなくなり、新幹線に飛び乗る。

この1ヶ月間は、予算委員会でいっぱいいっぱいで、ほとんど
地元活動ができなかった。
割り切ってはいたものの、なかなかにつらいものがある。

統一地方選挙の応援も、事務所上げてやってくれているので各
候補からはお礼の言葉をいただくが、自身が入れていないので
心配も募る。
とにかく、予算が終わったのでしっかり地元に張り付くつもり
だ。
そしてそのまま参院選になだれ込む。

国会はどうせ休んでいるなら、地元に精出すしかないだろ。

会合での挨拶を終えて会場を出ると、マスコミが待ち構えてい
る。候補者擁立がかなわなかった知事選のその後の対応を問わ
れるが、現時点では決まっていない。
いずれにせよ、県連としての対応は決めなければなるまい。

明日一日は、地元に張り付く予定だったのだがそこに電話が。
急遽、職権で本会議が入ったとの連絡が入る。
職権ということは、まだ不正常?。
でも、代議士会を開くとの連絡も入る。
ということは、正常化の合意ができた?。

なんだか、よくわからないが、あわてて近鉄特急に飛び乗り京
都経由で東京へ向かう。

思惑通りには、いかないものだ。

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民主党対案「天下り禁止法」

 天下り禁止法案の準備を進めている。
政調から離れて、国対で肉体作業(!?)に従事していたのだ
が松本政調会長からお呼びがかかる。

実は与党が提出しようとしている「天下り禁止法案」はザルど
ころか底抜けになりそうな法案の可能性が高い。
「押し付け的斡旋(あっせん)」などという「通常あり得ない」
行為を規制する制度を作って裏返しに天下り禁止期間を現行の
2年からゼロにしようとしている。
あり得ない行為を規制して、今の制限を撤廃するってそこまで
官僚にコントロールされてるのか?!、と驚く。

これに対して我々は「良識」の府の参院から松井孝治参議院議
員が、昨年から熱心に法案策定作業を行ってきた。「民主党参
院の頭脳」とも呼ばれる松井議員の発案する天下り禁止法案を
さらにバージョンアップし、衆院での提出を目指す。それも与
党よりもはるかにエッジの効いたやつ、というのが政調のオー
ダー。

郵政民営化法対案、特別会計改革を含む行政改革法対案などの
立法作業で議員立法は経験済み。
大変だけど、作業のプロセスはわかっている。
しかし、納期は3月中旬から末と、相変わらずきつい日程。
ウーン、厳しいなぁ、この仕事も。

作業の事務的なことを取り仕切るのに、一期生の鷲尾代議士に
お願いする。鷲尾代議士は公認会計士出身。細かな作業も得意
と見込んで電話する。
衆院法制局との調整や党内調整、与党案との対比のポイント作
りなど、事務局の仕事はなかなかに大変だ。
「イヤー、私なんか...」と臆する鷲尾代議士に、「ダイジョー
ブ、ダイジョーブ!」と甘ーくささやいて、引き受けてもらう。
大丈夫!、ちゃんとやるからさ!。

渡辺喜美行革担当大臣が、「民主党案を探れ!」と指示出して
いるとの霞ヶ関情報を聞く。
ビビルなよ!、大臣が。

バシッと正面からぶつけていくぞ。

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入り口!、出口!、まぶち!

 そう言えば先週の予算の本会議で反対討論に立った。
今国会で二度目の登壇だ。

予算審議の入り口、基本的質疑の菅代表代行に次いで二番目で
質疑。そしてその後の一般的質疑が三回に、幻となった締めく
くり質疑。さらに本会議採決での反対討論という出口での演説。

仲間から、「昔のジャイアンツ、王監督のときの、『ピッチャー
香取!』みたいなもんだナ」と、からかわれ、「入り口!、出
口!、まぶち!」と冗談交じりに叫ばれたが、ホントに今予算
審議の入り口と出口の最後まで、緊張を強いられる場面に立ち
続けた。

ある意味で、いい経験をさせてもらったと思っている。
緊張の連続の中、中断、審議再開などの読めない進行過程で、
突然にものすごい勢いで詰め寄るような質疑を行わねばならな
い状態。なかなか、こんなこと味わえない。

2日の予算委採決に続いて行われた財金委での与党質疑では、
自民党一期生の石原宏高代議士から特別会計について、私の本
会議代表質問での指摘を取り上げていただいた。

財務大臣に質疑する場面なのにまぶちに向けての質問を発して
いただけたことは光栄だ。もちろん、委員会で手を上げて答弁
しようにも当ててはもらえない。

石原代議士には、「ご指摘ありがとうございます」と席へお礼
に伺った。
批判も含めて、議論の俎上に上げていただけるのはうれしいこ
とだ。政策論とは、まさにそこにある。
しかし、答えられないのは残念で仕方ない。
石原代議士、ぜひ時間取ってくださいよ。説明にあがりますか
ら。

そういえば、以前に河野太郎代議士が「民主党の特別会計改革
案、教えてよ!」と席に来られたことがあったが、お互いに案
をぶつけ合うのはいいと思うんだけど。

委員会などでは、メンツがお互いぶつかり合って大変だろうけ
ど、現場の作業レベルでは一向に構わないのだけれどナ。

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徒労感に襲われた週末

 土曜日、予算採決が未明に行われて、放心状態のまま地元に
帰った。言いようのない徒労感に襲われ、正直、何も手につか
ない状態が続く。

いったい、今回の予算審議での獲得目標は何だったのか?。

野党として、地方選や参院選の政治決戦を前に何を目標として
この予算審議に突入したのか。

一兵卒が事態の深奥まで知らずに文句ばかり言っているという
のは最悪だ、と思っているので多くは語りたくない。

しかし、とにかく、疲労感でいっぱいだ。発信しようとしてで
きなかった生々しい文章が、あちこちのフォルダーに溜まって
いく。

少しは公開しよう。2日の深夜に書きながら途中で発信を取り
やめたのが下記だ。

『予算が採決された。
総審議時間は、昨年に比して圧倒的に少ないままに締めくくり
質疑を強行してきた。

昨晩、枝野筆頭理事から午前中の一般質疑45分、午後の締め
くくり質疑30分の二本勝負を告げられる。
しかも、理事会協議は決裂しておりどうなるかわからない状況。
深夜まで質問準備作業が続く。

朝一番の質疑は理事会決裂のまま突入となり、大臣を質疑開始
後に要求することになる。
待つこと2時間半。
ようやく要求大臣の松岡農水大臣と高市内閣府担当大臣がそろ
い、質疑開始。
40分の時間となったが、松岡大臣に絡むWBEF(任意団体)
のNPO認証口利き疑惑を質す。

予算委員会はつまるところ、与党の痛いところを突く質疑を行
わない限り淡々と審議時間は進む。
政策論は確かに重要だが、与野党共に天下国家論を語っている
だけでは、実は与党は痛くもかゆくもない。
官僚作成答弁で難なくこなせる。
むしろ、実態を把握した現場感に富んだ質疑は、官僚の手には
負えなくなり審議が厳しくなる。さらに、政治家個人に及ぶも
のにはまったく官僚が手助けする余地がなくなり、予算委員会
はいよいよ審議が止まる。
ここにこそ、予算委員会の攻防がある。

国対からは、「審議が止まる質疑を!」との厳しいオーダーが
飛ぶ。
しかし、そう簡単にはいかない。
それでも午前中の質疑は、それなりにあぶりだしたつもり。

そして、30分ほどの休憩後に2時10分から開始。与党質問
の後、野党の質疑時間となるが今度は野党理事は「締めくくり
質疑は認められない」として、委員長に詰め寄る。

出席しながらも質疑が開始されないという異様な姿のまま、時
が過ぎる...。』

この文は、ここで終わっている。
他にも、もはやお蔵入りのものがかなりあるが、どうしても外
へは発信できないことも増えていくのは、自分としては心苦し
い。

国会というのは、国対の指示や、予算理事の指示あるいはもっ
と高いところからの指示、いろいろ組織上はあるだろう。
今回で特に極めつけは、本会議での委員長解任決議案の突然の
取り下げだった。
何が起きたのか、出席している議員すら理解できない異様な状
態。

しかし、もう、とやかくは言うまい。

必死で、予算審議の獲得目標を模索し走り続けてきたつもりだ。
自分ならこのようにする、ということを考えながら議会の運営
や政策の詰めの作業を、淡々と行っていこうと思う。

今、少しの休息が欲しい。

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2007年3月 1日 (木)

分科会と集中審議

 予算委員会は分科会と地域間格差についての集中審議。

分科会は予算の更なる詳細についての審議ということで、8つ
の分野に分かれての審議。新人議員の質問練習の場とも言える
のだが、概ね地元関連質疑がなされる。

予算委員は分科委員として8つのどれかに配属される。
今年は、内閣府担当の第1分科会。
各議員がそれぞれが30分刻みの質問を行うのを聞いている役
割。地元関連やら、アピールやらで予算委員会の中でも何とも
言えないまったりとした空気が流れる。

二年生議員なので、当然分科会質問当番も回ってくる。
文科関係で第4分科会。地元の話題ということで、高松塚古墳
の壁画保護に絡めて文化財保護と活用の観点を質す。もちろん
これは、遷都1300年事業における平城宮跡利用についての
文化庁ならびに文科省の明確な答弁を求めるためのもの。
かつて、88年のシルクロード博では文化庁が平城宮跡利用に
難色を示したために会場が奈良公園になるなどの事態があった。

伊吹文科相は、1300年事業は平城宮跡で行うべきと見解を
示し、文化庁は県の計画を開催の前々年度、前年度までに提出
されるべきと期限を明示した。

午後は、総理出席・テレビ入りの審議だが、特命を受けての質
疑の準備で小宮山泰子代議士に委員を差し替えてもらう。

果たして出番は回ってくるのだろうか。
明日にも採決を行おうと与党は強硬姿勢を崩していないようだ。

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