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2006年12月

2006年12月31日 (日)

年末の「男の仕事」

 年末最後の日は、さすがに家族との正月の準備手伝いに遅れ
ばせながら参加。もはやほとんどあてにされていないのを実感
しながらも、「男の仕事」とおだてられて市場へ買い物へ。

なぜ、市場への買い物が「男の仕事」なのかようわからんのだ
が、人ごみを見ると「大変な仕事」であることは確かだ。
肉やら魚やらと、眺めながらこの一年の無事を感謝する。
正月三が日は三日の日だけ唯一家族と過ごすことができそうだ。

市場からの帰りに、車の中で一年を振り返る。

清水寺の管長は今年一年を表す一語として、「命」と書かれた。
確かに、親が子を、子が親を、あるいは時には自らと、命を絶っ
ていく場面が多く報道され、ことさらに命の価値が軽くなって
いる世相を映し出した。

「命」は改めてその大切さを伝えなければならないのかもしれ
ないが、しかし、私自身、改めて問われる一字としては、「責」
が浮かぶ。
「無責任の構図」がこの国に蔓延する中、責任のとり方はいか
なるものなのかを真剣に考えなければならない。

そして、責任に対して真摯な姿を示すことが今求められている。
その意味では、「責」よりも「義」が問われているのかもしれ
ない。

この一年、何とか無事に国会議員として仕事を終えることが出
来た。
もちろん、まだまだ足りないことばかりであるが、支えていた
だいた多くの皆さんに感謝!

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2006年12月30日 (土)

年末に「特命」を拝命

 奈良と国会の事務所は共に、28日で仕事納め。
仕事始めは4日からとなる。

事務所は閉めてはいるが、事務所長のヒロコが収支報告書の作
成で一日中詰めている。ついでに子どもたちも宿題やらなにや
ら持ち込んで事務所にいる。

外交スタッフと外回りを終えて帰ってくると、なんだか家の中
のような展開に気が抜ける。

去年のことを思うと、そんなに忙しくないはずなのにグッタリ
だ。移動距離が去年とまったく違うと、事務所のエンジェルた
ちに指摘されたが、それでもやり足らなかったことがまだまだ
あると反省している。

国会に残っていた最終の22日に、高木国対委員長と平野委員
長代理に委員長室に呼び出され、急遽、国対副委員長に任命さ
れた。
ある意味党務から離れて委員会に集中できる環境を喜んでいた
のだが、これも定めと納得。

一期生以来の国対副委員長だが、平野代理いわく予算委員会に
向けての「特命」だそうだ。
なにやら大変そうだが、来年は早々から飛ばす。

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2006年12月26日 (火)

奈良から小倉そして東京へ

 閉会して地元に戻り、国会閉会のあいさつ回り。
アサイチにテッチャンと地元紙へ伺う。しかし、どうも地元紙
は参院選よりも知事選のほうが関心高いようだ。まぁ、無理も
ない。県政に直結するのは知事のほうだからな。
もちろん、候補者擁立の努力を全力でやっていると報告したが、
そんなコメントは記事にもならないかもしれない。
しかし、事実を事実として伝える。

その後、事務所に戻って今年最後のスタッフミーティング。
一年の反省も含めて皆で振り返る。

午後一番に前川幹事長と打合せをして電車に飛び乗り、一路小
倉へ。

北九州市長選挙に出馬のため、この19日に議員辞職をした北
橋健治予定候補者の集会に弁士で参加。
戸畑の会場はクリスマスの夜というのに熱気でいっぱいだった。

北橋さんとは岡田克也元代表が幹事長時代に、代表就任へと流
れが出来る中、代表就任への道筋整理をお手伝いをするように
なり、その後岡田代表誕生後は北橋役員室長を支える役員室次
長として仕えた。
そして、この春は行革特で筆頭理事として委員会を仕切られる
北橋理事の下、委員として一緒に審議に臨んだ。

国会を去られるのは非常に残念な想いであるのだが、北九州市
のため退路を断って取り組む北橋さんにはなんとしても頑張っ
て欲しい。

講演会終了後、捲土重来で頑張っている城井たかし(崇)前代
議士と北橋さんとかきこむような晩飯を共にして、北九州空港
へ向かい羽田へ。

26日は、朝から国会事務所で来春出版予定の書籍の打合せと
予算委員会の準備のための視察の打合せと選挙関連の打合せ。
夕方には奈良に戻り、県連全議員との懇親会。

なんだか、クリスマスどころではない状態だ。

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2006年12月22日 (金)

子育て座談会

 国会は閉会したが、まだ東京での仕事が残っているので留ま
る。
閉会期間は1ヶ月。思うほど弾込めの準備期間はない。
現地調査や、常会提出予定法案のヒアリング、予算内示の分析
等時間がいくらあっても足りない。

取材も閉会中に一気に集中する。

読売新聞の正月特集記事での「子育て・少子化対策」について
の座談会は自民党から橋本聖子参議院議員、有村治子参議院議
員、民主党から蓮舫参議院議員にまぶち。
インタビュアーも女性ということで、なんとなく一人男で座り
が悪い。

子どものころの、「おーんなのなーかにー、おーとこがひーと
りー!」という、いわゆる「いじめ」の言葉が頭の中でこだま
したりする。
あの、女の子の中に一人男の子がいることの気恥ずかしさはた
まらんかったなぁ...、といまだにトラウマになっているこ
とに自分自身驚いたりもするのだが、やはり、「いじめ」は残
るのね。

はて、でも何で俺一人だけ、男が女の中にいたのかな?、どう
しても思い出せない、などとどうでもいいことを頭の中でめぐ
らせたりしていたのだが、座談会は子育ての苦労、少子化問題
へと展開していく。
それなりに自らの体験を交えて、語りはしたが結構むずかしい
話題にも入っていく。

母乳を搾乳して冷凍パックにしての授乳の苦労などを、橋本さ
んはじめ有村さん、そして蓮舫、おまえもか!、とばかりにみ
んなに話されても口、挟みようがないわな...。

ホント、男親の立場というのは限定されてるもんなぁ、と嘆き
ながらも自らの論を展開した(つもり)。

しかし、座談会後、同行のチョロ松からは厳しく「ダメ出し」
される。「代議士、遠慮しちゃぁダメですよー!、聞かれたこ
とにまじめに答えてたってダメなんだから!、勝手に自分のフィー
ルドのこと話せば良いんですよー!」と指摘される。

だって、聞かれたからちゃんと答えただけなんだけど...、
といつの間にか、ぶつぶつ言い訳してる私、俺、いや僕がいた。

やっぱ、女性にはかなわんわ...。

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2006年12月19日 (火)

国民への信頼

 多いご意見の中で、たとえば何でまぶちは自民党の造反組復
党問題や、本間税調会長の愛人(と報道されている人)との官
舎住まいの話や、公的資金注入メガバンクの献金開始ならびに
急遽辞退した問題、などまったく触れないのだ!とのお叱りが
ある。

はっきり申し上げておくが、他党のことでスキャンダルがらみ
(やそれに近いこと)については個人的にはまったく興味がな
い。
自分が一有権者だったとき、当然ながらそのような状況の政党
や政治家を自分なりに判断していたので、いちいち他党の政治
家が声高に指摘しているのを冷ややかに見ていた記憶がある。

そ、まず間違いなく国民はわかっている。
判断している。
そして、明らかに自身の中の混乱を表情に出し、リーダーシッ
プを失っている安倍総理に失望を抱いているのである。
それが、支持率に如実に現れている。

国会議員として国会で質すべきは、政策の問題点や改革を阻む
政官業の癒着の構造や関わっている閣僚の規律の問題などであ
る。
いずれも国会の使命である「立法」と「行政監視」の重要な機
能を果たすものである。

「国民はわかっている」と私なりに思っているのだが、国民を
信じられない人たちは、野党が黙っていると叱責する。

私は、信じている。

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かたちだけの閉会

 先週末の内閣不信任案否決で、実質国会は閉会だった。
不測の事態を考慮して、与党は4日間の会期延長を可決したが
そのうちの2日は土日。実態としては、延長の意味は何もない。

そして、今日は各委員会においてそれぞれの継続案件などの処
理と閉会本会議。85日間の臨時国会の終わりである。

しかし、盛り上がりのない臨時国会だった。
ま、予算審議がないときの臨時国会というのは大体こうなるパ
ターンが多いのだが、去年はそれでも郵政解散を受けての激し
い選挙後に、郵政民営化法案の再提出でそれなりに盛り上がり
をみせた。また、閉会中には耐震強度偽装問題が発覚し閉中審
査が行われるなど年末にかけても国会が続いた。
国会論戦で党の存在感を示すことができたように思う。

転じて今国会。安倍内閣に替わり、政府に問題がないわけでは
ないのに、この開店休業状態というのは野党第一党の民主党と
しては大いに反省しなければならない。

同僚議員とも話すのだが、よく新聞の論説などで「提案型」政
党になれと苦言を呈されることが多いが、もちろんそのことも
十分取り組みながらも現実はわれわれは政府提出法案について
の「リアクション」政党としての立場を自覚して行動すべきだ
と思う。
提案にエネルギーを割いても実現はしない。
もちろん基礎体力として政策を詰めることは重要なのだが、肝
心の政府案への打ち返しにチカラが入らなかったりしては元も
子もない。
そして、最近、この打ち返しの力不足に愕然とする。
今、党の中で何が足りないのか?、危機感持って取り組む必要
がある。

この85日間は、来年への課題を浮き彫りにした。
そして、自身の課題も明らかとなった。

来年の19日が常会の招集日だと噂されているが、閉会期間は
1ヶ月しかない。地元活動と参院選挙の準備活動と予算委員会
の弾込めで手一杯になる。

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2006年12月14日 (木)

参院最後の攻防

 参院での教育特、締めくくり総括質疑で総理出席テレビ入り。
12時ころに採決かと参院の第1委員室に駆けつけたのだが、
総理の答弁で終局。さて、採決かと思ったら中曽根委員長がい
きなり口ごもる。
あわてて事務方がメモを差し入れるが、委員長からは言葉が出
てこない。
自民党筆頭理事が、手を振って委員長席に詰め寄る。

いったい何が起きたの?、起きてんの???。

与野党理事が集まりだして、なにやら協議。
委員会室に野次が響き渡る。
少々不穏な空気の中、委員長が休憩を宣する。

「ダメだよ!、委員長いじめちゃ!、気が弱いんだから!。」
と枡添参議院議員のフォローだがなんだかわからない野次が響
く。

委員室皆、さっぱり状況がわからないまま委員会は休憩となっ
た。

与党の強行採決が行われるのか、それとも延長へと流れていく
のか、まったくこの国会の終盤が見えない状況が続く。

結局、今の時点でも教育特は開かれず休憩のまま。
野党の不信任案提出を見越して、衆院も本会議の看板を掲げた。
教育特の採決の状況をめぐって、衆院で不信任案採決が行われ
る可能性もある。

夜中の国会になるのか!?。

教育特での頑張りといっても、衆院では欠席で採決が淡々と進
んでしまって、参院でもめろというのも難しいところ。

夜は、いつ本会議が開かれるのか注意しておかねばならない。

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2006年12月11日 (月)

国会の行方

延長論議が出たり消えたりで、正直、国会議員の身であるも
のでもいったい今国会が会期延長となるのかどうか、さっぱり
わからない。
しかし、これもよく考えると変な話だ。
プロジェクト業務で、その工程全体が見えてないプロジェクト
メンバーなど、即刻「退場!」となるのが民間の世界。

しかし、国会というのはプロジェクトとは違うかもしれないが
参画メンバーがその全体像をほとんどつかめないままに、生き
物のように動く。

おそらく国対と呼ばれる議員たちですら読めていないのではな
いか。

つい先週末には与党の国対メンバーが、延長だからと予定変更
の指示を出している現場に遭遇したりと、「フーン、そうなん
だ...。」と思っていたのに、今日になると安倍総理がアセ
アンの首脳会議延期により帰国したためか、いきなり空気が違
うと、国会事務所から連絡が来る。

ホッント、わからないのが国会だ。

ま、延長しようがしまいが、とにかく淡々と仕事を進める以外
にない。

そういえば、去年は閉会中であるにもかかわらず、耐震偽装問
題でズーット閉会中審査が続いた。
ある意味、通年国会状態でもあった。

そう考えると、昨年よりは若干余裕があるので、「来年の準備
ができる」と感謝しなければならない。

今週中に、国会は閉じるのか!?。
永田町に棲息する議員たちの、蠢きに注目が集まる。

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選挙イヤーを控えて

 先週末は、水戸と静岡での応援。
水戸は県議選で、旧知の間柄でもありかつての茨城1区総支部
長だった福島伸亨君に呼ばれて応援に駆けつける。
水戸市では県会5議席だが、今まで1議席も獲得したことはな
い。厳しい保守王国。茨城は人口当たりの自民党員数は日本一
と、なかなか橋頭堡を築けずにいる土地柄だ。
それでも何とか議席を獲得したいとの気持ちは、民主党の皆さ
ん大変に強い。

福島君も、過去2度の総選挙で落選し総支部長を辞任している
が今も彼を応援する根強い声がある。そんな支持者の皆さんの
ためにもと、彼は県会候補者の応援にたびたび選挙に入ってい
る。そんな、福島君の熱い気持ちに応えようと、応援に入った。
寒風吹きすさぶ水戸の街で熱い手ごたえを感じたが、なんとそ
の後トップ当選の報が入った。現職の自民党県議2名が落選。

福島君に、お祝いの電話をかける。
「4年間、自分は議席を得ることができなかったけど着実に民
主党の支持が広がっていることがうれしい!」と弾む声が返っ
てきた。

そして、翌々日に静岡。
榛葉賀津也参議院議員の要請で、静岡県連の演説会に参加。
統一地方選と参院選に向けての県連所属全議員による街頭演説
会。ウーン、静岡県連の立ち上がりは早いなぁ。

事実上の榛葉議員の決起の会。
ゲストの弁士は党役員などもなく自分ひとりで、後は榛葉議員
がトリ。
先輩議員の居並ぶ静岡県連の中でメインゲストという過分な扱
いに、少々恐縮。
静岡の皆さんの元気をたくさんもらって帰ってきた。

そして、今日からは中村哲治参議院総支部長とあいさつ回り。
テッチャンと一緒に大和郡山市や自身の選挙区である奈良市を
回る。

自民党の参議院候補が定まらない中、「(相手が決まっていな
いから)今は、先行してるネ!」などとリラックスしながら一
緒に車で談笑。

来年は、やはり何やかや言っても「選挙イヤー」。
選挙がなかった分、今年は静かな落ち着いた一年だったかもし
れないが、その分来年は大変だ!、と気が引き締まる。

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2006年12月10日 (日)

参院候補決定

 去る12月5日の党本部常任幹事会において、奈良県選挙区
の次期参院選候補に、前衆議院議員の中村哲治君を決定いただ
いた。

これにて、中村哲治君は現在の2区総支部長を辞して参院総支
部長となり、来年7月の参院選に民主党公認候補として戦うこ
とに相成った。

参院選候補者選定は、本当に厳しい道のりでもあった。

3月の県連会長就任と同時に、公募も視野に入れながらの候補
者選定を行いたいとの想いを伝えた。

その後、4月に小沢新体制に変わり、公募は党本部が一括して
行うことになり、県連は独自に候補者擁立の準備を進めること
になる。
選対委の設置から、候補者になりうる方への打診も含めて相当
期間に何人もの方との調整を行いながら、候補者決定にまでは
至らなかった。

しかし、補選後のいよいよ押し迫った状況の中で、県連内にも
候補者足りうる方がいるではないかという声の高まりと同時に、
小沢代表からの直接の要請が届いた。

中村哲治君、その人に!、の想いはこうして徐々に醸成されて
いった。

2区総支部長として、奈良県第2区を背負ってきた彼にとって、
本当に厳しい選択を迫ることになることは容易に想像できる。

しかし、テッチャン(中村哲治)が、「迷いも、悩みもありま
せん!、覚悟を持ち続けてきました!」と言い切ったときに、
彼の政治家として生きる信念を見た思いがした。

5日には、小沢代表が来県してテッチャンとそろっての記者会
見を開いた。

参院候補者として、一方、荒井参議院議員の知事選転出で自民
党候補の顔が見えない状態ではあるが、全力で戦ってもらいた
い。もちろん、県連としても総力戦でいく。

この一年余りの間に、テッチャンはいくつもの試練を受け止め
なければならなかったかもしれないが、必ずそのことが、彼が
大きなっていくことの糧になると信じている。

どうか、皆さん、まだ35歳のテッチャンをこれから共に見守
り育んでいただきたいと、県連会長というよりも一回り近く年
上の人間として、切に願う。

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知事選の行方

 現職知事の突然の記者会見ということで、「すわ、辞任か!?」
の憶測が乱れ飛んだのが、12月1日。

党所属の県議たちから、「選挙やでぇ、これは!」と電話がか
かるが、実際は知事から来年の知事選に対しての五選不出馬表
明だった。

すでに民主党は、前回の知事選から四選以上は推薦しないとい
う規定により現職知事の推薦はしていない。

その意味では、われわれの知事選に対する意思決定や行動にな
んら影響を与えるものではない。

それでも、すぐさま地元紙や四大紙まで新人候補として様々な
名前が踊る。

新聞の一面に「馬淵澄夫」の名前を見つけて、「勘弁してくれ
よ〜!」と事務所で話していると取材の申し込みが複数。

まっ、これはこの際ちゃんと話しておこうと受ける。

「知事選は、四選以上は推薦しない規定以外ない。」
「自分は、国政を担うために政治の道を志してきたので200
パーセントあり得ない。」
等々を話す。

「じゃぁ、元自民党の人も推薦するんですか?」と記者から聞
かれる。チャンと聞いてね。
「四選以上は推薦しない規定があると言うことで、それ以外は
すべて可能性はゼロではない」ということですよ。

この押し問答を繰り返す。

そして、12月5日に突然の荒井正吾参議院議員の知事選出馬
の記者会見。

事態は急速に動いていく。

またしても噂話が乱れ飛ぶ。
引退した県選出の元大臣が現知事に引導を渡し、かつ荒井議員
に出馬を促した、とか郵政造反の前議員が復党して参院選に出
馬する、とか出所不明の話は枚挙に暇がない。

いずれにしても、来年参院選と知事選があることは承知のこと。
しっかりと取り組んでいくとの意思は変わりない。

しかし、昨日読売テレビでご一緒した石原伸晃自民党幹事長代
理は荒井さんの知事選出馬表明に、「中川幹事長も知らなかっ
たんだよ、びっくりしたよー!」と話されていた。
「ホントですかー!?」と驚いたのだが、奈良新聞見て初めて
知った、こないだ荒井さんのこと参院候補に公認したとこなの
に、とボヤいてるとこみると、石原幹事長代理の話もあながち
でたらめではないのかもしれない。
ま、他党のことなので真相はわかりようがないが、いずれにし
ても知事選を巡る様々な「人間模様」がありそうだ。

しかし、現職知事が不出馬表明の三日後、定例記者会見で荒井
参議院議員に出馬を要請したと語り、それを受けて翌日に荒井
参議院議員が出馬をにおわす、というのは選挙で選ばれるはず
の知事職の私物化と批判されても仕方あるまい。

どうも、自民党総裁選と同等の感覚で扱っているのか。
どうせ、自分たちのものだから、自分たちの中でわかりやすく
説明できればよい、ということにしか見えない。

いずれにしても県民の判断だが、政党を離れて行われる選挙と
いう事で知事選というのはわかりにくくなっている。

中央で選挙によって政党による政権交代が行われなければ、地
方にはまだまだ波及しない。

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子育てと自分探し

 もうすぐ師走だと思っていたら、あっという間に半ばにさし
かかろうとしている。
そして、気がつけば二週間も日記の配信が滞っていた。
ごめんなさい。

あまりにも多くの出来事が発生し、「ちぎっては投げ」の状態
が続いたのだが、少し落ち着いた。

二週間に起きた出来事のエッセンスは、何回かに分けて、でき
るだけ思い出して伝えたいと思う。

さて、昨日は今年最後のシビックミーティング。

「父親まぶちが教育を語る」と題して、教育についてお話しす
る。ゲストには、旧知の間柄である民間教育産業の担い手とし
て活躍中の、増沢空(ますざわむなし)ティエラコム社長をお
招きした。
最近の子どもの様子、親の様子、「困難にたじろがない」、
「一人で勉強できる子」をどうやって育んできたか、などをお
話いただいた。

いわゆる受験業界の話ではない。
31年間で2万人の子どもたちと触れ合ってきた現場の話が中
心だ。
今日までの教育の、制度疲労が根本にあると語られ、教師(講
師)の人間力強化を経営を通じて最大のポイントだと訴える増
沢さんの話は、人に対する優しさに満ちている。
ご自身は奥様と二人暮らしでお子さんがいない。
「社員や、生徒が私の子どもですからぁ。」と笑って語られる。

増沢さんと話しているうちに、ふと先週の月曜日に訪れた、
「子どもの居場所」事業を営んでいるNPO・子ども舎宙の皆
さんのことが頭をよぎった。

子ども舎宙は、長年、子どもたちのために人形劇を催してきた
のだが、あるときから子どもを連れてくるお母さんたちが、人
形劇を見ることができなくなってきたことに気がついた。

子どもたちは熱心に、舞台を見詰めているのだが、お母さんた
ちはおしゃべりしたり、メールしたり、果ては出て行ったり。

かつては、親は子どもの表情を必死になって見詰め、「どの場
面で喜んでいるのかしら?」、「目を輝かせて見てるかな?」、
「子どもとあとで、劇についてお話できる場面はどこだろう?」
などと、お母さんが子どもと一体となって人形劇に見入り、取
り組んでくれていた。

しかし、それがだんだんなくなっていく。
この原因は?、と探っていくうちに、今の「団塊の世代ジュニ
ア」のお母さんたちなどが「自分探しをしながら子育てしなけ
ればならない」状況に追い立てられている現実に気づく。

ダンナも仕事が忙しいといって、子育ての相談など乗ってくれ
ない。日々、子どもと二人きりの2DKの部屋で息が詰まりそ
うになる瞬間。気候の良い時期には公園にも連れて行けるが、
そうでないときは、子どものイライラに母親自身のストレスが
よりいっそう高まっていく。
子育て同士のお母さんたちのコミュニティー広場の提供が、必
須だ。
そして室内の「居場所」の提供事業を始められた。

子ども舎宙の提供する、「ちゅうちゅう広場」は和やかに親子
連れが休んだり、遊んだり、お弁当を食べたりしていた。
何するでもなく、ただ、「居る」ことに安堵する。
共通の話題や課題を持った母親たちが、突き詰めて語り合うで
もなく、「同じ」もの同士でいることに安心を感じる場所。
間違いなく、「子育て」にこのような手立てが求められている
現実がそこにあった。

この、「お母さんたちの自分探し」の永い旅の途中に、共に子
育てを様々な面からサポートしていくことが今、社会に求めら
れているのだろう。

民間の教育機関でも、同様のことを考えて、お母さんを励まし、
子どもを励まし、共に育つことをやってこられてきた増沢さん
は、一方で、だからこそ子どもへの厳しさが求められていると
も語る。

「先生、ノート!」と言って差し出す子どもに、増沢さんは
「ノート?、何なの?、破って欲しいの?」と突っ込む。
子どもは、ハッとして、「ノート...、見て..。」と詰ま
る。さらに、増沢さんは、「お願いするんだから、見てくださ
い、だろ!?」と問いかける。
「ノート...、見てください。」の返事。

あきらめないことです!、と会場の方々に呼びかけられた。
100ぺん言って、わからなければ200ぺん。とにかく、あ
きらめずに「刷り込む」。
あきらめずに、そして信じて、語り続けることが必要だ、と締
めくくられた。

涙ぐみながら、話しかけられてきた女性の出席者。
今年最後に、良いタウンミーティングにできた、とささやかな
喜びを感じるひととき。

会の終了後、場所を移して天下国家を語る会<大忘年会>の開
催。

皆が期待しているということで、事務所からはサンタの衣装を
渡される。「期待に応える」ってのがこれか?、の突っ込みす
る間もなく、会場の隣室で着替え。しゃーないな。
チューはトナカイの着グルミ。
ダンボールのソリもスタンバイ。
チューに「何でもせんならんねんな、この事務所は?、えらい
コッチャで!?。」と話しかけると、「人事みたいに言わんで
くださいよ〜!」と返される。そりゃ、そーだ!。

さて結果は、大盛り上がり!
皆さん、手をたたいてひっくり返って大喜び。
サンタとトナカイとの記念撮影が延々続く。

しかし、来年はさらにこれ以上のことを求められていくのかと
考えると、少々先が思いやられる...。

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