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2006年6月

2006年6月30日 (金)

灯の消えた国会?

 先週は、日弁連のシンポジウムで上京したのだが国会には寄ら
ずで、閉会以来2週間ぶりの国会事務所に入る。

みんな、元気ー!?、寂しかったぁー?、と部屋に入るが、い
たって皆冷静(当たり前だけど)。

代議士、○○と○○とご判断を、△△と××はご検討ください。
あ、あとこれに目を通してください。

オイオイ、チョット事務的で何だか寂しいじゃーん。

などと思いながら、オニケンが「でも、これが100日続くの
は、長いっすねぇ。」と気をつかってか、かゆいところ近くを
いじってくれる。

ありがとう。そっか、やっぱり国会事務所も俺がいないと灯が
消えたみたいか?、と気を取り直してミーティング。

でも、あっさりチョロ松が「閉会中もにぎやかですよ。」

うーん、なるほど、与党の皆さんは国会に出てきてんだな。
総裁選だしな。忙しいんだろうな。

こちらは、これまでの国会質疑やワーキングなどでの検討の成
果のまとめの打合せと東京の支持者の方々との懇親会。資料整
理に、職場環境整備も夏の課題となった。

あまり、奈良、奈良とも言ってられないかな。
国会や東京はじめ多くの人に支えられている。
地元はルーツとして大事にするのは当然だが、国会事務所もあ
るいは首都圏の方々も、大事な支えてくれる同志だ。

来週は、少し東京での時間を約束して国会を出る。
さー、明日は早朝より長野へ巡業だ。

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街の息づかい

 日曜日から地元に張り付いての活動に入る。
街頭演説に支持者訪問、各種会合に集会。

朝立ちと呼ばれる朝の街頭演説を終えると、スタッフやボラン
ティアの皆さんと我が家に戻って朝メシ。

取り立てておかずがあるわけではないが、米は山の農家から契
約で毎月40キロが届けられる。業務用の精米機が我が家には
設置されており、これで精米しゴハンを炊く。

スタッフと共に、米だけはウマイ!と評判の朝メシを食べるの
が何とも楽しい。おかずは漬物と生卵。

毎日、同じメニューだが誰も、文句はない。
だって、おいしいもん!

「朝稽古がすんでのメシはうまいなぁ!」とつぶやくと、「こ
れって朝稽古っすか?。」と聞かれて、「まぁ、そんなもんや!」
と言い放つ。
まるで、相撲部屋のようだな、確かに。
まだ、相撲部屋ならチャンコの後に昼寝があって、とうらやま
しい時間が続くのだが、うちはそうはいかん。

事務所に行って簡単に今日一日の行動確認を行って、出発。

今週は、とにかく支持者周りと合間を縫っての集会や講演。
久しぶりに、街を歩くとほんとに楽しい。

車でいつも通りなれていた道なのに、歩いてみると見えてくる
ものやことにたくさん出会う。

あれっ、この家の玄関リフォームしたんや?、とか側溝がきれ
いになってるわ!、とか家主が代わったんか...、などなど
街の表情が微妙に変わっていることに気づく。
お店も、品揃えが微妙に変わっていたり、なくなっていたり。

街の息づかいともいえるものが五感に伝わる。

よく、私は「代議士は、選挙、好きだから。」と言われてきた
けど、ふと思うとそうじゃなくて、この地元活動が本当に好き
なんだ、と気づく。

街を歩いて、一軒一軒訪ねて、人と会って、時には叱られもし
ながら、人の暮らしと生きてる姿を知ることがホントに好きだ。

夕げの支度の時の台所の匂いのような、生活感漂う、人の暮ら
しに触れることができる瞬間。

喜びも苦しみも、すべてがごった煮のようになった人の営みに、
私たち政治家が見極めなければならない本質が宿っている。

一週間を経て、国会の疲れがドット出てきたと思っていたが、
逆に日に日に元気になる自分を感じながら、この、街の息づか
いを感じることのできる、感性を失わずにいたいと、あらため
て思う。

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2006年6月25日 (日)

耐震偽装シンポジウム

 昨日は、東京の弁護士会館で開かれた日弁連主催の「耐震偽
装事件の被害救済とあるべき建築生産システム」シンポジウム
にパネラーとして参加する。

一連の問題は、当局による関係者の逮捕や起訴によってもはや
終わりを迎えようとしているように伝えられるが、肝心の被害
救済は何一つ進展していない現実がある。

閉会前に国交部門責任者の長妻代議士と、ぜひ閉会中に被害者
救済の実効ある方策を民主党としてまとめましょうと語ってい
たところでもある。

シンポジウムは基調報告、特別報告、パネラー6人によるパネ
ルディスカッション、パネルでの特別報告、質疑応答と多岐に
わたり、事前の打合せも含めて11時から17時と長時間にわ
たった。
ヒューザーのGS(グランドステージ)の被害者住民の方も含
めて多数の出席者の中、基調報告は耐震偽装事件の背景にある
問題点の提起、特別報告はロサンジェルスにおけるインスペク
ション制度を中心にアメリカ建築制度の調査結果が報告された。

そしてパネル。
論点は、被害の実態と被害救済、再発防止に向けた法改正、あ
るべき建築生産システムの三点。

これらについて、パネリストがそれぞれ意見を述べる。
パネルの途中に、特別報告として法的責任が述べられるという
盛りだくさんのシンポジウムとなった。

とりわけ、マンション被害者住民の皆さんの切実な救済への願
いの声が胸を打つ。

政府の支援策はなんら実効ないという状況の中、手詰まり感は
強く、もはや国家賠償法に基づく国家賠償責任を問う訴訟しか
手はないのか?、というギリギリのところまで追い込まれてい
る現実。

政治に、強く救済を求められる声は、迫るものがある。

与党の議員も出席だったが政府の代弁者のようで、歯切れ悪く
なるのも無理はない。与党ワーキングチームの一員としてがん
ばっておられるのに気の毒にもなる。

また、野党議員の私も超党派での取り組みを請われるが、政府
の施策や措置に対して質疑でも糾し、対案を示してきた。
与党が本気で取り組む気があるなら、先の国会でとっくに対応
はすんでいるはずである。
超党派でと言われても与党のほうが難しいものがあるんじゃな
いかなぁ、というのが正直な感想。

活発な意見交換のシンポジウムとして終わったが、この閉会中
の課題を確認した。

シンポ終了後、GSの住民の皆さんとの会合も持たれた。
必ず、個別具体的に対応させていただく旨伝える。

終了直後、席まで来ていただいたご婦人。
講演中もずっと真剣に聞き入っておられたその様子は、際立っ
ていた。
ご婦人と目があった瞬間、わかった。
黙って頷きながら、「悲しいママ」です、と答えられた。

『悲しいママさん、あきらめないでください。悲しがらず、寂
しがらず、あきらめないでください。』

心の中でつぶやきながら、「必死に取り組みます!」、とだけ
口にするのが精一杯だった。

世間は、事件が解決と報じられることによって被害の事実さえ
忘れ去ろうとしているかのようだ。
しかし、現実に直面する方々の苦悩はなお深い。

国民の側に立つ政治家の、姿勢が問われているのである。

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2006年6月24日 (土)

山のお母さん

 県庁所在地の奈良市といっても旧市内の東部と新郊地の西部
以外に、面積の半分以上を占める「山間」と呼ばれる地域があ
る。

奈良の人間はこの山間地を単純に「山」と呼ぶ。
農家の「山」の人たちはあたたかい。

閉会後ということもあって、久しぶりに山を訊ねる。

久しぶりに会う山の支持者の皆さん。とりわけ「アンタは息子
や」と言ってくださる「お母さん」は喜んで、手を握ったまま
離さない。「お帰り!」と声をかけてくれる「お父さん」も健
在だ。

ご飯食べぇやぁ、と山菜や新鮮な野菜や漬物などを振舞われる。
ビールではなく、湯飲みにやかんで注ぐ、酒。

空気もうまい。
人も温かい。
野菜は土の香りがする。

あー、ここが故郷だ、とうれしさで一杯になる。

7年前、無名のまぶちなど誰も知らず、訊ねてもインターホン
で「間に合ってます(!?)」と断られ会ってももらえない中、
「町」での活動に疲れ、「山」に入った。
訪れた山あいの家の縁側で、聞き入ってくれた老夫婦。

「アンタ、しんどいんやったらここで、ゆっくりしていき。」
の言葉に甘えて、スイカをいただきながらうたた寝させてもらっ
た。

何とも、心地よい風に心が洗われる思いがした。
以来、団地育ちの私にとってこの山あいの地は、何か懐かしさ
を与えてくれる心の「故郷」となっていた。

今日も、「お母さん」は、「アンタ、忙しすぎる。チョット、
一日ここで、ゴロゴロしとき。」とからだを気遣ってくれる。

休みを取れれば、一日はこの山あいで過ごそう、と心に決めた。

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2006年6月23日 (金)

中小零細

 中小零細、と言えばいわゆる企業の規模を示しそれと同時に
組織やシステムが十分整っていない、トップが日々に追われる
状態を揶揄するときに使われたりする言葉をイメージする。

そして、まさにそのイメージどおりなのが政治家の事務所。

しかし、政治家は自らの存在を示す、という仕事(例えば会合
出席など)が多いため、なかなか事務所内の細かな業務を司る
ことは困難。おのずと秘書任せになる。すると、意図する方向
と違った事務所運営になったり、支持者との齟齬が生じたりす
る。

初当選以来、このジレンマにずーっと悩み苦しんできたのだが、
この閉会期間を利用して徹底的に事務所マネジメントに乗り出
すことにした。

そ、政治家の事務所といえども地元と国会あわせてもせいぜい
20人程度(ちなみにうちは10人)。まさに員数的にも零細
であり、会社でいえばそれこそ社員の一挙手一投足すべて社長
が把握しているような規模なのである。

だから、「これからはすべて、社長が統括する!」、と宣言し
た。スタッフからは、「社長じゃないでショ。」と軽ツッコミ。

そう。社長じゃぁないが、そういう気持ちで事務所管理するん
だー!、とさらに宣言。

かくして、果たして何年ぶりになるかというパート図やチャー
ト図の工程表、業務管理表の作成や日報フォーム、さらには集
計一覧や業務明細書(ジョブディスクリプション)の作成に取
りかかる。

そして、できた。
それらを説明し、向こう3ヵ月半の全工程ならびに各員のミッ
ションを明示。

よし、やるぞ!とばかりに気合を入れる。

奈良事務所の面々は、既にフラフラ状態か?。
一方、本人不在の国会事務所は、この世の春を謳歌か?。

いずれにせよ、俺の行くところ「♪嵐を呼ーぶぜ!♪」(古い
な)と口ずさみながら、マネジメント業務を楽しむ。

スギちゃんのため息が増えていると思うのは、気のせいか?。

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2006年6月21日 (水)

太郎の会

 河野太郎副大臣のパーティーに出席。
党外では、同僚の長島代議士と社民党の辻元代議士が来ていた。

周りを見ると、自民党の代議士が少ないではないか!?。

これでもいいのか、与党支持者諸君!!!
と、思わず口に出そうになったが、いろいろ事情があるんだね、
わかってる、わかってる。

太郎副大臣の秘書さんから、一言挨拶をと耳打ちされ、エッー!、
いいんかなぁ、と思いながら同志としてならいいか?!、とご
挨拶に壇上へ。

一言のつもりが、ついエールを送りたくて二言三言。

太郎副大臣はそれでも、ニコニコと寛大な姿勢は崩さない。

とにかく、来場者の皆さんに「永田町の風習、悪習を一掃して
欲しい。そのためにも太郎ちゃんの行動は素晴らしい。こうい
う政治家をもっと国会へ送り出して欲しい!」と伝えた。
「もちろん、民主党で!」という追加の一言は長島代議士が付
け加えてくれた。

大盛会に心から、拍手を送り辞する。

続いて長島代議士と同じ会合へ。
気の置けない仲間たちとの語らいの場。
酒を飲みつつ盛り上がる。

皆、そぞろに帰っていくが後の予定のない一部の人間が残る。
エエーイ、神楽坂でも行くかぁー!。

それって、例のバーですかい?、と聞く者約一名。
「おまえー、それを俺に思い出させるなよー!!!。」と、断
ち切って、まったく別のバーに。

今日は、地元に帰るつもりだったのだが残る事情ができてしまっ
た。土曜日に地元に戻って、すぐ小倉から東京でお留守が続い
ている。

明日は地元で、ガンガン活動する。

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2006年6月20日 (火)

東京での語らい

 シビックミーティングという、いわゆるタウンミーティング
を浪人時代から続けている。地元奈良では、既に62回を数え
る。

全国の方々から、生で話を聞きたいとの要望をいただき、手始
めに東京で、選挙区外での始めての開催を行う。

果たして、どれぐらいの数来られるのか?。
HPやメルマガでの告知で伝わっているだろうか?(地元では
ビラまきがあるんだが...)、等々悩ましい問題もあったが、
悩む前にやっちまえ!、とばかりに実施。

そして、会場には平日の夜という出にくい時間にもかかわらず、
多くの方にお集まりいただいた。
感激。

2時間は、奈良でのシビックミーティング同様あっという間に
過ぎた。そして、その後の天下国家を語る会にも大勢の方にお
越しいただいた。

地元との違いと言えば、チョット皆さん、おとなしいかな?、
というぐらいか。

まぁ、無理ないわな。地元では浪人時代からだったのでそれこ
そ、何でもありの質問の嵐だった。それが、現職の議員となっ
ても今もその状況が続いている。

東京開催では、出席者の皆さん、若干の遠慮があったようだ。

それでも、天下国家を語る会の最後には、参加者の方々から
「是非、毎月実施してくれ!。」との声をいただいた。

少しずつ、東京など首都圏にお住まいの皆さんとも語らいの時
を増やしていきたいと思う。

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2006年6月19日 (月)

祝いと屋台なだれ込みの小倉

 初当選同期の城井崇君の結婚披露宴に小倉へ出向く。
03年の初当選組なのだが、城井君は昨年惜敗した。
だから、浪人の身なのであるが見事、伴侶を射止めた。

奥様は、九州で有名な地元テレビ局のキャスター。
口さがない人たちは、「城井ちゃんより、知名度が上たい!」
とおっしゃるが、そうかもしれない(?)美貌の奥様はきっと、
新たな城井ファミリーファンを生み出してくれるだろう。

とにかく、選挙は夫唱婦随である。
奥様やご家族の協力なくして戦えない。

良かった!、と出席者の同僚議員と喜ぶ。

議員来賓の代表の鳩山幹事長の挨拶でも、思わず奥様に「あり
がとう!」との言葉が飛び出した。

やはり、それほど議員や議員候補の奥様となるのは大変なこと
なのか...。
我が家のように、平社員サラリーマンの嫁が、議員の奥さんと
なるのとはチト違うようではあるが。

少しだけ、幸せな気分のおすそ分けをいただいて、小倉の夜へ
近隣の支持者の方と出かける。
あいにく、日曜の夜ということでほとんどの店が休みだったが、
寿司を食して、屋台になだれ込む。

とにかく、わが事務所や奥さんに言わせると、「何でもおいし
い」と言う私の舌は信用されていない。

でも、口に入るもの何でもおいしい。

と、言うわけで、私が「グルメ」などというのはおこがましい
と言うことで、多少迷走しながらという意味を込めて、HPに
「グルグルメ日記」というのを掲載させていただくことにした。

とにかく、食べてる状況や食べもんやお店を紹介する。
もちろん、本人はおいしいと信じている。
紹介されたお店には何の責任もない。
迷走している(?)のは私である。

グルグルメ日記、今日は城井ちゃんの結婚披露パーティー後の
屋台をご紹介した。これからも楽しみにしていただきたい。

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2006年6月18日 (日)

閉会後の脱力

 国会が閉会した。
正式には、今日の日付一杯まで会期ではあるが、16日金曜日
で終わった。

16日の昼の両院議員総会。
国対から、本会議終了後も厚生労働委員会と法務委員会が開か
れるので決して終わりではない!、と檄が飛んだ。
...、若干無理があるよなぁ...。
やっぱ、どう考えても終わってるし。

もちろん、福井日銀総裁の村上ファンド出資問題や、年金の不
正免除問題、さらにはエレベーター事故問題など閉会中でも審
議の必要があるものが残っているのも事実だが、それでも永田
町全体に流れるマッタリとした空気は、「やれやれ、終わった、
終わった...。」というもの以外の何ものでもない。

会館のエレベータで、与党の幹部に「民主党は何考えてんだ!。」
と嫌味言われた。

本会議での「諸君、・・・」に始まる議長の閉会挨拶に、民主
党が待った!、をかけたことを言っておられる様だった。

民主党は、本会議散会後も委員会が残っているということを理
由に、議長に閉会の挨拶を控えるべきだと主張した。これを受
けて、議長も挨拶を控えた。

何となく締まらない、国会最後の本会議となったのも事実であ
る。

「挨拶ぐらい、させてもイイだろ...」、「大人気ない」と
いうわが党への批判には、そもそも最後の本会議後に委員会立
てをせんならんほど大事な課題が残っているのに、無理やり閉
会させることがやはり問題なのだ、と切って返す。

しかし、挨拶はやっぱりあった方がけじめがついていいなぁ、
というのが個人的感想。

いずれにせよ、昨年の郵政特から始まり解散、総選挙、特別国
会での郵政対案作り、特別会計改革まとめ、閉会中の耐震偽装
問題、年明けての予算委員会、行革特、そして年金偽装、とと
にかく走り続けてきた。

正直言って、少しオーバーホールしたいし、しようと思う。

一気に気が抜けてしまって、不易塾日記書く意欲すら薄れ掛け
るところだった。
が、これはこれで、徒然なるままに駄文を垂れ流していこうと
思う。

気力と、いま少しの体力の回復を図ろうと、思案中である。

あらゆる方面からの、さまざまなお訊ねも、うずたかく積まれ
たままになっていて心苦しいばかりである。
少しずつではあるが、これからご対応させていただく。

気力、体力の回復に、しばらくのご猶予をいただきたい...。

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2006年6月13日 (火)

とんぼ返り

 本会議を1時半に終えて、奈良へ急ぐ。
到着は5時。
夕刻から、1区の幹事会。
来年の統一地方選に向けての、1次公認申請を議論する。

現職からの立候補ならびに公認申請の意思を確認し、あらため
て幹事会で確認する。

これにて、会議終了。

6時の近鉄奈良駅に飛び乗る。
正味滞在時間は30分。

幹事の皆さんが、「無理せんでもエエのにぃ。」と言ってくれ
たが、選挙の公認以上に大事な用事は幹事会にはおまへんで!、
とねぎらいに感謝しつつ総支部長のお役とわきまえている。

再度、新幹線に揺られて、東京駅着。そして会館にたどり着い
たのは9時半だった。

イヤー、8時間。7時間かけて移動して、正味30分の会議だっ
たかー!、とドット疲れが出る。

会館で、最終盤に向けての論点整理や今後の計画を立てる作業
を終えて宿舎に帰る。

とんぼ返り、トンボのようにクルットはいかないのである。

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健康議論

 20年来のお付き合いであり、ボディビルディングの師匠で
ある、東京御徒町のジム「サンプレイ」の宮畑会長が奈良に来
られるということでお迎えする。

私自身、現在も国会会期中は時間を見つけてサンプレイでトレー
ニングをする会員でもある。

そして、地元奈良では週末のみとなってしまうが、これも会員
として通うジム、「トレーニングスペース奈良」がある。
こちらの米田会長は、かつて大阪の「ワールドジム」でトレー
ニングをしていたころのヘッドコーチで、独立して奈良にジム
を構えられた。ここでも会員となってお付き合いが続いている。

いずれも、私の「ホーム」としてのジムということで、常に安
心してトレーニングできる環境があるのはありがたい。

宮畑会長と米田会長ももちろん、旧知の間柄であることからお
二人とご一緒する。
そして、そこにさらに健康づくりNPOの河野さんとも出会う。
河野さんは、中京大学時代100mの短距離競技者で、10秒
6という、すさまじい記録を持っているアスリートである。

このような方々と、大いにトレーニング議論に花を咲かす。
かつての選手時代の苦しい増量(!)ならびに減量。
宮畑会長に選手として鍛えられた頃が懐かしい。

米田会長は、いまだ現役であり8月の大会目指して調整中との
こと。ホントに皆さんのその積極的な取り組みに頭が下がる。

そして、トレーニングンの話から、健康維持、健康づくりの現
状、ならびに介護予防の話になる。
介護保険の改正時に、「筋トレが悪」のように決め付けられる
議論があったが決してそうではないと思っている。
しかし、一方で残念な現実として施設におけるトレーニング器
具導入での大いなる無駄もあるとの報告を受ける。

やはり、正しいトレーニング理論と食事についての知識を広く
知らしめていかねばならないと、皆で大いに納得しあう。

宮畑会長から、「ボディビルコンテストに選手として出場して
た国会議員なんてまぶち君ぐらいだ。大いに君がトレーニング
の効用を語るべきだ!。」とハッパをかけられる。

「ハァ...。」と恐縮。

トップアスリートの皆さんと、大いに語りあかした夜だったが
それにしても相変わらず、宮畑会長の腕は太かった。
指は、それこそゴジラのようだった。

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2006年6月 9日 (金)

年金偽装の追及

 先週の予定だった年金の不正免除についての質疑は流れたが、
決算行政監視委員会で質疑をするよう指示を受ける。

時間は30分と短いが、ポイントは「半額免除」の申請をして
きた方を本人の意思確認ナシに、「若年者納付猶予」申請に付
け替えていることが発覚した、一点。

しかも、29日の社保庁の一次調査結果では、適正な事務処理
を行っているとして区分された岩手と和歌山の中にそれを発見
した。

社保庁は当初、申請要件が同じなので年金権がより確保される
可能性のある若年者納付猶予申請に、申請者を慮って差し替え
た、と説明していた。

しかし、よくよく聞いていくとそのほうが分母減らしとなるこ
とが明らかになった。

適正と称する事務処理にもこのような処理が潜んでいる。

これじゃぁ、川崎厚労大臣の言うとおり、首をかけられないわ
な。

この部分の指摘を先週行おうとしていたのだが、これはヤバイ!、
と思ったのだろう、委員会の審議を先送りした。
そして、すぐさま一次調査が信用できないとして新たに全件調
査を5日に命じたとのこと。

これで、「一次調査の結果も不備だった」ことが、うやむやに
なると思っているのだろうか。

村瀬長官に辞めていただく議論をしているのではなく、川崎厚
労大臣も「信用できない」と語り、さらに村瀬長官も「残念な
がら信用できない」と語る組織は果たして存続の意味があるの
か!?、との議論をしようとしている。

村瀬長官は、決意を持って社保庁を解体すべきだ。
「ねんきん機構」などの看板のすげ替えで、済ませられる問題
ではない。

このことを、強く申し上げて質疑を終えた。

質疑後、与党筆頭理事の伊藤達也代議士とエレベータで一緒に
なる。

「相変わらず、迫力ありますねぇ。」と話しかけられる。
そういえば、財金で散々伊藤金融担当大臣を攻めたっけな。
何となく、褒められているのか、昔の嫌な思いを思い出しての
一言なのか、複雑な気持ちで、会釈。

攻めることが好きでもなんでもないんだが。
仕事だと割り切ってるし、攻められるようなことをするなよ!、
と正直思う...。

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女優魂

 中京テレビの番組で「女優魂」というのがある。
別に番宣でもなんでもないのだが、関東の日テレ枠では木曜日
の24:50〜25:20分(関西の読売テレビ枠では水曜日
の24:55〜25:29)の番組で、時間帯的にはついつい
「観てる」とは言いがたいが「流れてる」状態で、たまたま知っ
ていた。

四人の各界の「プロ」が登場し、そのうちの一人が偽者。
その偽者は女優さんで、さすがにプロ顔負けの演技で解答者を
欺くという番組。

正直、なかなかわからなかったりする。

この番組に、わが事務所のチカちゃんが「国会議員秘書」大会
の出演依頼を受けていたのだが、「断った」と今日、報告を受
けた。

オニケンはじめチョロ松、インターンのタケまで「何で、断っ
たんですかー?!」と驚き。

確かに。

チカちゃん、出ればイイのに!、と言うと、「もし、あまりに
も素人っぽくって、女優って言われたらどうするんですか!?」
と反論されてしまった。

思わず、「イイじゃん!!」って思ったが、飲み込んだ。
そっか、実際ホントに秘書の仕事をしているのにそれが「素人」
だと番組的に面白おかしく流されたとしたら、マズイと思った
のか!?。

「馬淵澄夫の秘書」が「素人」とアピールされて馬淵のマイナ
スになる!、と心配してくれたのか...。

ウッ、そっか、そんなこと心配してるのか?!、気にするな!、
安心して出てイイよ。

それに、女優にでも間違われたとしたら、それはそれで、名誉
なことだよ!(何でだ?)と、言ったのだが、
「もう、お断りしました!」
と今日は、白いジャケットにワンピースと清楚な出で立ちなが
ら、ピシャリとなかなか厳しく固い決意。

動揺しながら、思わず「チョロ松出ろよー!」、といい加減な
フリをしてみたが、若くないとダメらしい。
既にこの判断にチョロ松は不満なようだが...(俺じゃない
よ!)。

かくして、わが事務所のチカちゃん出演による「女優魂」は、
幻に終わってしまった。

ぜひ、生で、「女優魂」出演依頼を受けた彼女を知っていただ
きたい。
会館まで、訪ねてきて欲しい。

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2006年6月 8日 (木)

耐震強度偽装事件の捜査終結

 新聞各紙で、検察による一連の捜査の終結が報道された。

これにて、いわゆる「総研」の詐欺容疑の立件が断念されたと
のこと。各方面から、コメントならびに問い合わせが殺到する。

私としては、当局の懸命の捜査によって「事件」として立件さ
れたことならびにかかる関係者の聴取も含めてご努力されたこ
とに敬意を表するものでしかない。

犯罪を構成する要件が満たされているか否かは捜査機関でしか
判断できないし、こうした警察、検察ならびに司法当局の判断
を立法府にいるものとしてとやかく言う立場にはないと思って
いる。真摯に受け止めたい。

かねてより、犯人探しを国会で行おうと訴えてきたわけではな
い。問題の本質をあぶりだすこと、そしてそれを制度構築およ
び行政措置の監視に役立てることがわれわれの本来の仕事であ
る、と強く主張してきた。

そして、関係する建築基準法の改正議論では「制度の本質的な
欠陥」という指摘に対して北側大臣は、率直にそれを認め、改
めていきたい、と答弁いただいた。また、今回のようにコンサ
ルタントと称して技術にまで踏み込むような実態把握も含めど
のような対応を考えているかと問いただしたところ、コンスト
ラクションマネジメントを含む建設生産システムについて検討
会を立ち上げるとの答弁をいただいた。

今後において、平成設計のように「事業監理」の名の下に従属
関係が強いられることのない、健全な業界育成に資する議論を
行っていきたいと思う。

そして、繰り返しになるが、不幸にも被害にあわれた方々の救
済をどうしていくかが、私たちのこれから残された仕事なので
ある。

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2006年6月 7日 (水)

代表との期別懇パート2と一念会

 小沢代表との期別懇。
1、2期生が集って小沢代表を囲む。時間は1時間の予定。
前回と違って、小沢代表は順番にテーブルを回るということで
あまり移動しないように、と冒頭役員室長から。

そっか、今日は小沢さんと話ができるんだ。

6つのテーブルを10分ずつ、順次回っていただく。こちらの
テーブルは5番目。
でも、残りの時間は10分。若干、押しているので5分ぐらい
か、と思っていたが記念撮影やら小泉総理の評価やポスト小泉
の動向、はては長い閉会中の過ごし方まで懇切丁寧に答えてい
ただく。あっという間に時間は過ぎた。

小沢代表は、とにかく閉会中は地元活動をしっかりやるように
とのこと。
休みだぁ、などと浮かれていられない。

代表との期別懇が1時間10分で終わった後、会場近くに場所
を変えて03年初当選の同期会である「一念会」を久しぶりに
開く。

人数減っちゃったしなぁ、同期も。
59人いたのが、今は34人だ。

仲のいい同僚議員と、やはり同期で情報共有をしていこう、と
確認。
人数減ったぶん、国会で大きな仕事をになわせていただき、や
りがいはたっぷりだが、皆一様に地元活動が手薄になっている。
マズイよな。このままじゃ。
ということで、やはり閉会中は地元活動をやろうということに
落ち着いた。

結局、「活動」一本だ。残念!

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埼玉の耐震強度偽装物件

 先週末にチョロ松と現地視察とヒアリングに行った埼玉県鶴
ヶ島市の駅前分譲マンション。
新聞の第一報では、「構造計算数値差し替え」と報道されてい
るが、どういう実態なのか?、確認すべきことはまだまだある。

国交委での一般質疑。45分間でこの問題を取り上げた。
今年の2月17日に確認検査を行っていたイーホームズが、当
該物件について「不整合」の「疑義」を認知し、特定行政庁の
埼玉県に報告したのは2月28日。そして3月3日には国交省
にもイーホームズから連絡が行っている。
その後、埼玉県から国交省に報告がなされたのが3月20日。
国交省は、県に調査・報告を指示している。
そして、その後はこの報道につながるマスコミの取材まで一切、
特定行政庁と国交省のやり取りはない。

一方、建築主は3月8日に一報を受けて、即日工事中止を指示
したとHPで発表しているが、その事実は確認されておらず、
結果として工事中止がなされたのは3月17日に埼玉県からの
口頭の指導を受けてからの20日であった。

そして、その後も購入者、契約者には一切知らされず、皆がお
かしーなー???、とボチボチ口にしだしたのが4月の後半。

それでも、国交省も特定行政庁も建築主も設計会社も何一つ契
約者、購入者には伝えないまま。

これって、ヒューザーの事例が明らかになった時とどう違うの!?。

まったく、同じじゃぁないか!!!

改まってない。どころか耐震偽装事件が収束に向かうというこ
とでか、知らん振りを決め込んでいるように見えて仕方がない。

そして役所ではマスコミの取材と「議員が動いている(俺だろ!、
俺!)」と言って、大騒ぎになった(らしい)。

何なんだ!。

そして関係者が「計算数値の差し替え」などとごまかしている
ことを質すと、さすがに国交省は「言語道断!、『偽装』であ
る」と委員会で明言した。

相変わらず、このようなことを平然と言い訳している業界関係
者がいるという事実に頭を悩ます。

45分間で、これは問題だ!、と思われる箇所も多々あったの
だが若干詰めが甘かったかもしれないと大いに反省。

しかし、この埼玉の物件は昨年の10月24日の国交省のイー
ホームズへの立ち入り検査において抽出された物件であったこ
とも判明。

それなのに、なぜ今日までこれまた見過ごされ放置されてしまっ
たのだろうか...。
釈然としないまま、新たな闇がチラホラかいま見える中で、質
疑は終了した。

そしてここでもやはり、購入者、契約者のみが物心両面での苦
しみを受けておられるかもしれないのだ。
GS(グランドステージ)の方々の苦悩に満ちた顔が、浮かん
だ。
本当に無過失の生活者を救うことはできていない。
まだまだ、終わりではない。

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登記オンライン申請を斬る!

 と、表題は勇ましく書いてしまったが要は問題点と課題の整
理をしたいと考えていたところ、決算行政監視委員会の第四分
科会(法務)で質疑の機会を得た。

大臣への質疑が中心だが、「担当」ということらしいので河野
副大臣にもお出ましいただいた。

分科会なので30分と短い時間ではあったが、4月5日の行革
特での積み残しもあったのでその続きとして、そもそも環境が
整備されない段階での移行は拙速ではなかったのか、という問
いかけからスタート。

一問目で杉浦大臣が、「担当の河野副大臣」と振られるので、
「あ、そう」っと太郎ちゃんへ。

よーし、やるゾ〜!っとばかりに勇んで質問。
しかし、太郎ちゃんは抗生物質投与を受ける身。
しんどそーだなぁ...。大丈夫かなぁ...。

でも、糾すべきは糾す。

質問に端的に、かつ政治家として自身の言葉で答えてくれる政
府というのは質疑のしがいがある。
官僚の答弁書読むの聞くだけなら、委員会はいらん。

太郎ちゃんからは、かなり踏み込んで反省すべきを反省し、正
すべきを正す決意を聞けた。

しかしさすがに、副大臣座長のプロジェクトの話に入ると、せっ
かくの愛読メルマガ「ごまめの歯ぎしり」を資料に提出して引
き合いに出したのだが、苦悩(?)に顔がゆがんでるように見
えた。

まぁなぁ、プロジェクト立ち上げて2ヶ月で実績、2件だもん
なぁ...。
キツイだろうなぁ。

しかし、こうして「オンライン化」の問題点が明らかにされつ
つあることは意味がある。
野党として、政府の立場にないわれわれのできることは、「行
政措置の監視」である。
とにかく、ちゃんとしなくてはならない。

あっという間の質疑で、もっと突っ込みたかったのだが分科会
だし、30分にて終わり。

質疑終了後、杉浦大臣からは丁重に「ご指導いただきたい」と
のご挨拶をいただき、太郎ちゃんいや、副大臣からは「ほとん
どKOでした!」との、コメントをいただいた。

いろいろ大変だろうけど、秋に向けてもがんばってネ。

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2006年6月 6日 (火)

ニューカマーたちの宴の終り

 村上ファンドの村上世彰代表が逮捕された。
本人も、記者会見で容疑を認め前日の供述調書への署名を明き
らかにし、「起訴されるのは間違いない」と断言した。
そして、その後、逮捕。

容疑は証券取引法違反。
インサイダー取引容疑である。

村上代表は知人を通じて知らぬ間柄ではないが、政治の世界に
いるものとして、距離をとってきた。
ライブドアのニッポン放送株買占め劇でのインサイダー取引容
疑、そこにおける村上代表逮捕は、ある意味一連のIT長者な
ど財界におけるニューカマーへの大いなる警鐘となったのでは
ないか。

親しい上場企業創業者との話で、現在の若き経営者たちの中で
第一世代と呼べる経営者と、ITバブル期などの創業者、第二
世代とは大きく価値観が違う、との言葉を聞いたことがある。
何でもアリ、目上の人や先輩など関係ない、とばかりにやって
こられる経営者とはさすがに、一線引くとのこと。

IT関連企業がすべてそうだとは決して言わないが、急成長遂
げた企業の経営者たちのその立ち居振る舞いが、鼻白んで見ら
れたことが少なからずあったのであろう。
こうした、ニューカマーたちの投げかけたアンチテーゼとして、
今回の村上容疑者の言葉は、重かった。

「金儲けは、悪いことなのか!?」

村上容疑者の会見での心情吐露の瞬間であった。

「メチャクチャ儲けたから...、儲けすぎたから嫌われた!。」

確かに頷けるような言葉でもある。

しかし、しかしである。
これらの言葉にこそ私たちは向き合って答えを見つけていかね
ばならないのではないか。

私は、今でも経営者として株主価値の最大化は正しい、と思っ
ている。
今日までの大蔵の護送船団方式による金融支配、ならびにそ
れら金融機関等による株式持合いなどで企業は経営支配の安定
が図られ、市場の中での一般投資家はないがしろにされてきた。
株主は、「モノ言わぬ」ことが当たり前とされこの「サイレン
トマジョリティ」が、日本市場の秩序のようにさえ言われた。
市場は公平性を欠き、歪められ、ある意味プロの手による場で
しかなかった。
バブルによって、ようやく一般(個人)投資家を引き込むことが
でき始めたが、逆に市場の活況は整備の遅れを招いた。
その間に、経営者はよりいっそう巧妙な安定支配を考えるよう
になった。

自由な競争とはおおよそ言いがたい匂いが、証券市場には常に
漂っているように感じた。

だから、ある意味村上ファンドのような存在は「必要」だった
のかもしれない。結果として「必要悪」に堕していったにせよ、
時代に要請されていたからこそ多くの投資家を集め巨額の利益
を生み出していった。

そして、その代表が逮捕直前にあえぎながら吐いた言葉。

「金儲けは、悪いのか!!!」

本当によく考えなければならない。

堀江逮捕、村上逮捕にて、安易に「市場の安定化」の看板で整
備が逆行することなどがあってはならない。
自由で公正な市場の整備は大命題である。

その上で、私たちは、「金儲け」に付随する利益と社会への還
元の仕方を考えねばならない。
「納税している」から良いのか。
「納税」こそ、最大の社会還元と言い切る人もたくさんいるだ
ろう。しかし、納税さえしていれば、巨額の儲けは正しいのか。
これも、正しい!と言い切る人もたくさんいるだろう。

それでも、あの堀江被告や村上容疑者に対する世間の目はどう
いうものだったろうか。
村上容疑者の言うところの、単なる「やっかみ」なのか?。
この国の人々の、心のそこにあるのは、「妬み」だったのだろ
うか?。

私には、そうではない気がするのである。
妬み、やっかみではない、違和感とも言うべきもの。
一人が、必要性を超えて「得られるだけ得ること」に突き進む
ことへの異質感。
少なくとも私たち日本人が持ち得る価値観とのあまりの乖離。

あるものすべてを欲しがるのではなく、むしろ少しの我慢をめ
いめいがする。そしてそれによって、皆が喜べるという、総和
としての恵みを知る。そんなところに、価値が置かれていると
いうことではないのだろうか。

「足るを知る」と教えられたこともあったろう、「衣食足りて
礼節を知る」と語られたこともあったろう。

私たち日本人の心に常に、「節度」という安全装置が埋め込ま
れていることに安心感を持つ人が、まだまだ少なくないという
ことではないのか。
だから、それが感じられないニューカマーたちを「不快」に感
じてしまうのではないか。

その意味では、「節度ある金儲け」が求められているのかもし
れない。
社会への還元を、実は私たちは意識の中に大命題として刷り込
まれているのかもしれない。

ニューカマーたちの宴の終りは、あらためて日本人が大事にす
る「価値観」を発信しなければならない期限の到来を意味して
いる。

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2006年6月 3日 (土)

チョロ松との現地視察

 共謀罪についての大詰め。
民主党の再々修正案を与党が丸呑みするという回答を受けて、
国対は紛糾する。

とりわけ、与党の麻生外務大臣の「民主党案では国際条約の批
准が難しい。」の発言と、細田国対委員長が語ったという、秋
の臨時国会で丸呑みを修正すればいい、との発言が波紋を呼ぶ。

細田国対委員長はこれらの報道を否定したが、与党の意図は透
けて見える。

かくして法務委員会は、このような状況下では再々修正案の提
出も見送り、かつ採決には応じられないとの幹事長からの見解
が表明されるにいたった。

これにて、ジ・エンド。
共謀罪をめぐる、与野党の攻防はこれで終わり(のハズ!?)
だ。

与党ですら継続審議を認めるこのような状況を、「民主党の審
議拒否」としてご批判をいただくのはツライのだが、こういう
経緯をご理解いただけないかなぁ...。

さて、共謀罪など会期末に向けての国会をめぐる状況は混沌と
していたのだが、自分は来週に向けて、質疑の準備を重ねる。

今日は、昨日報道に上がった埼玉の耐震強度不足の物件、東武
東上線若葉駅前の物件について、早朝より現地視察に赴く。
施工の建設会社の現場事務所を訪ね、所長よりヒアリング。

そして、その後特定行政庁である埼玉県の建築指導課をたずね
る。
埼玉県の上田知事は、私が政治の世界に入って初めて師匠と呼
べる方でもある。落選後数々のご薫陶を受けた。
上田知事との久々の再会で、当該物件の話のみならず埼玉県の
改革を懇切丁寧に教えていただく。そして、その後の建築指導
課のヒアリングは、上田知事から「思う存分、しっかりやって
ください!」という力強い言葉をいただいて、実施。

指導課の皆さんからは丁寧に今回の件について、ご教授いただ
く。行政の皆さんのご苦労がよくわかり、勉強になる。
建築指導課から本件の資料をいただいて辞する。

行政の透明性を高めて、国民への公益に資する姿勢はさすが上
田県政、その徹底ぶりが伺えて敬服する。

東京に帰ると山ほどの情報が寄せられている。
今日の帰郷はあきらめないといけないな。

実はあいにく、オニケンは今日は引越しで休暇。
ロミヒーと埼玉の鶴ヶ島と県庁までロングドライブだった。

と、車中でロミヒーから一言。
代議士、ロミヒーって男と思われてんですョ!!!。
オッ、ゴメン!。そっか!?。

じゃ、ハンドルネーム(違うか?)、変えよか?、何がいい?。
などという会話の中で、ロミヒーは比較的小柄だということで
あらためて「チビ松」でどうかと議論。
でもなぁ、チビはマズイよな、チビは。嫌な気分の人もいるか
もしれないし...。

で、この不易塾日記では、ロミヒーは「チョロ松(まつ)」に
なりました(ますます、男と間違われる!、とクレーム受けて
ます)。
今後、当エッセーでの「チョロ松」は女性ですからよろしくお
願いします!。

そして、チョロ松との始めての現地視察はそれなりに成果があっ
たということをご報告いたします!。

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2006年6月 2日 (金)

今年もクール・ビズ

 今月から、クール・ビズ。
しかし、本会議はネクタイ、上着着用ということで今日は、本
会議4時間のためスーツ。

意味ナーイじゃぁーん!!!、という初日である。

しかし、やはり!というかさすが!というか、スーツでもクー
ル・ビズ(な感覚)をやってる議員たちがいた!。

本会議場を見渡すと、白色や亜麻色のスーツがあちこちに。
あの、真っ黒、ねずみ色、濃紺系から一気に明るくなっている。
ネクタイ着用でも、ジャケットは「サマー」に替わっているの
だ。
今ままで目立ってた、井脇ノブ子代議士のピンクのスーツがそ
れほど気にならないほどに場内の雰囲気が変わる。

そんな中でも、わが党の1期生の石関代議士の白にストライプ
のスーツは冴え渡っていた。
もともと、彼は冬でも白(っぽ)いスーツを着ていたのだけど、
思わず、カッコイー!!!、と声かけたくなるようないでたち。

何だっけ?、あの「ブユーデン!、ブユーデン!」って歌って
る(?)人の「○○チャン、カッコイー!」ってのをそのまま
言いたくなるよな感じなのだ(どんな感じかさっぱりわからん
とお叱りいただきそうだが...)。

というわけで、スーツの中にも夏っぽいさわやかな色、風合い
のクール・ビズが入り込んでいるということで、環境省のみな
らず経産省までもほくそ笑んでいる構図があるということか。

社保庁対応の協議を厚労委の山井理事らと打ち合わせるために
本会議場を出入りしていると、むこうから河野太郎副大臣が。

オッ、副大臣も白いジャケットにタイと、クール・ビズ本会議
バージョンいでたちだな!、と感心していると、「靴磨きのお
じさんの話、感動したよ。」と言われ、思わず「(総裁選)が
んばってください!」と素で語りかけるにとどまってしまった。
白いジャケットに絡む機会を逃す。しまった!。

二度目の夏を迎える「クール・ビズ」は、間違いなく単にノー
タイノージャケットということだけではなく、国会議員たちの
ファッションセンスに意識改革をもたらしているのであった。

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2006年6月 1日 (木)

集中と一般

 社保庁の年金不正免除についての質疑は、厚労委での審議引
き延ばしで消えた。

しかし、集中審議を必ずやると与野党の話がついたと報道され
る。
日程的には、閉会前最終の16日ごろか?、との憶測。

一方共謀罪の強行採決をやはりやりそうだとの情報も駆け巡る。
ホントかな?。
その日程が8日ごろで、そうなると民主党は審議拒否に入って
結局そのまま閉会になるというシナリオ。
民主党が、ゴネて寝たから審議できなかったという言い分がで
きて、社保庁問題もうやむやにしながらフェードアウト...。

ウーン、ありそうな...なさそうな...。

ようわからんが、とにかく集中審議の質問準備は粛々と行うと
する。

と、そこへ国交委の一般質疑の出番が回ってくる。
これは来週。

集中待ってる間に、一般かぁ。
小ネタ集でもやるか。
一般だと何でも取り上げることができるので、特に追求型が求
められるわけでもない。

それと、決算行政委員会の質疑も火曜日ぐらいに入りそうだか
らサクサクと、後半は質疑に立つことになりそうだ。

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靴磨き「画伯」の個展

 私は、靴磨き屋さんが好きだった。いや今でも好きだ。
時間があれば腰掛けて磨いてもらいたいなぁ、と思う。
ピカピカに磨きあげてもらうと何だか、ジェントルマン、「紳
士」になったような気分になる。

もう遠い昔、会社づとめのころ、仕事に疲れた自分を癒すよう
に「チョット贅沢な気分になろう!」と道端の靴磨きのいすに
腰掛けた。

東京駅丸の内改札口を出たところに、露天で「店」を構えてい
る靴磨き屋さん。

靴磨きのおじさんは、「お兄さん、靴が泣いてるよォ。」と丁
寧に汚れを拭き取りそして少量の水を含ませた布にワックスを
つけて、あまり上等ではなかった当時の私の靴をピカピカにし
てくれた。
何だか励まされたような気分で、とてもうれしくなった。

そして、東京駅丸の内口で降りたときにはその靴磨きのおじさ
んに靴を磨いてもらうことを密かな楽しみにしていた。

やがて、何年かが過ぎた。
自分も転職をし、会社の役員になっていた。
そのおじさんから自分が「絵描き」であることを聞いた。
「へぇー、絵描きさんが靴磨きしてるんだぁ?。」と訊ねると、
「何でも、やんなきゃネェ。」と笑いながら、「お兄さん、チョッ
トは出世したねぇ、靴が上等になったよ。」と言われた。

「こんな絵描いてんだよ。」と絵葉書ももらった。
そこには、淡い、懐かしさで一杯になるような風景が描かれて
いた。

「おじさん、すごいネェ。」と伝えて返すと、照れ笑いしなが
ら「お兄さんもがんばりな!。」とおじさんの名前を告げられ
た。

しかし、さらに時が流れいつしかそのおじさんの名前も忘れか
けていた。

そんな、私のところに招待状が届いた。
丸の内の丸善本店4階ギャラリーで開催の絵画の個展。
差出人は、「赤平浩一(あかひらこういち)」。

おぼろげながら、あの時もらった絵葉書が浮かんだ。

靴磨きをしていただきながら、靴の皮(?)が少し上等になっ
たことを職業柄すぐさま察知されたあのおじさんからの手紙!?。

驚きを通り越して、震える想い...。

エーッ!!!、と思いながら、訪れる予定を組む。
こんなにも、自分が気づかずながら認知していただき、かつ支
えていただいている実感を全身で受け止める...。

そして、ドキドキして、個展を訪ねる。
人違いだったら、どうしよう!?。
知らん振りして出てきたらまずいか?、などと思いながらエレ
ベータを上がる。

4階でエレベータを降りフロアの奥に進むと、個展会場の入り
口ににこやかにそして静かにたたずんでいるその人を見つける。

間違いなく、あの!、靴磨きのおじさん!!!。

おじさんこと赤平浩一さんは、満面に笑みを浮かべて、そして
靴磨きの時とはかなり(!?)雰囲気の違う出で立ちで出迎え
てくださった。

「画伯!」と周りから声がかかるが、「俺は絵描きだから...。」
とはにかむおじさんとの再会に胸が一杯になる。

握手を交わして、言葉も出ない。

心の中で、「おじさん!、靴は良くなったかわかんないけど、
なんとか自分はここまで来ました。一生懸命がんばらせてもらっ
てます!。」と頭を下げて、手を握る。

ウン、ウンと頷いて、おじさんはギュッと握り返してくれる。

人との出会いに、感激する。
人と人の間に生きていることを、今日も感謝する。

靴磨きのおじさんは、いろいろあったかもしれないが、ホント
に多くの人々に支えられてキャンバスに夢を描き続けてこられ
た。
そして、そのおじさんに十数年、靴磨きをしていただきながら、
私は今日までを誘(いざな)っていただいている。

おじさん嫌がるかもしれないけど、今日は呼ばせていただく。

感無量!。
丸の内の靴磨きの『画伯』に、心から乾杯!

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